本日2月9日時点で中国では春節休みの延長が終わる(明日からは仕事が始まる)予定なのであるが、新型コロナウィルス蔓延の状況はまだ収束の目途がたっていない。
会社の担当者からも毎日「今日の調子はどう?」という安否確認のチャットのメッセージがきており、それに返答しないと大変なことになる(苦笑)。
また中国では当局からウィルス感染者との接触があったと判断され自宅隔離を求められると、このようにマンションのドアにステッカーを貼られて、周りの住民も近づかないことを求められている。
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思えば正式な春節休暇がはじまってから2週間以上経っており、その間ずーっとウィルス対策で行動を制限させられており、街中は人の動き、モノの動きがほとんどない。
この人やモノの動きが止まった状態はエアライン業界に大きなインパクトを与えている。
これは私が実際に利用した最近のエアライン便での写真。
この写真は本当なのかは定かではないが、パイロットたちも防護服を着て乗務にあたっているようだ(笑)。
だが、このように乗務に就けるだけ彼らはまだマシなのかもしれない。
外国のエアラインが中国線を相次ぎ運休しているが、中国国内のエアラインもお客さんが乗らないためかなりの減便に追い込まれている。
最大手のエアラインになると全便数の半数以上がキャンセルに追い込まれているそうだ。
各地の空港ではエンジンにカバーをかけられた航空機がゴロゴロしている。
そのため、まずはということなのだろう、中国南方航空や海南航空などは外国人パイロットたちに強制の無休休暇取得を求めているとのことだ。
新型コロナウィルスの封じ込めが成功し、収束に向かえば旅客も戻ってきてまた呼び戻されるのであろうが、それがいつになるかは「神のみぞ知る」ことだ。
外国で働くということはこのようなリスクを背負うということなのであるのだから、我々の報酬が他の会社に比べて高いというのはホント理にかなっていることで、このような外国人リスクを許容できない人は外国で働くなどということは考えない方がいい。
ちなみにプライベートジェット業界にいる私にはまだ無給休暇取得の要請は来てはいないが、この先どうなるかは不透明な状況だ........
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