アイカム不動産専務のブログ

正確には住宅宿泊事業法による民泊ではなく旅館業法による簡易宿泊所の申請のことなんですが。

ビジネス・パートナーが民泊を止めることになり、もったいないから自分ですることにしました。前回は依頼した県外の行政書士が途中で逃げ出すほどかなり苦労しましたのでワンストップでやってくれる地元の行政書士を探しました。やっと一人見つかり話を持って行ったのですが、新築の旅館は扱ったことがあるが既存のアパマンから許可を取るのは見当がつかないとのことで断念。いよいよ何もかも自分でしなくてはいけなくなりました。

前回の申請記録を見直してみるのですが忙しかったからか、物忘れが激しいのか？半分くらいしか思い出せません。最近どもならん人に「あんたもう一回小学校に行きなおさないかんね～」と軽口を叩いておりましたが自分に言わないといけなくなりました。ちゃんとメモ書きを残して書類をファイルしておかないかん。

許可権限者である松山市保健所に電話して、まずは事前相談に伺います。出てこられたのは前回も担当してもらったＫさん。「同じ建物で許可範囲を広げる形だから前回提出した書類は省略してもらえますかね？」。「本当は全て再度出して頂かないとダメですが今回だけこちらでコピーして付けておきますよ」。親切な人で良かった！

次に協議記録に各部署の印鑑がいるから松山市建築指導課に伺います。出てこられたのはこれまた前回同様Ｔさん。古い建築確認図面を持って行ったのですがこれでは全然ダメで建物全体の床面積、共用部分の床面積、宿泊室部分の床面積を図面で分かるように作ってこないといけないと言われてしまいました。宿泊室の面積は建物全体に占める共用部の面積を按分して足し込む必要があるとのこと。一瞬何をおっしゃっているのか分からなくなりました。「建築士に相談されてはどうですか」とのアドバイスをもらって帰りました。

旧知の一級建築士に相談したところ「こういった申請は扱ったことがないので市が何を求めているかが分かりかねる」とのこと。とにかく言われた通りのものを作ってみましょうとなりました。「でも10万円くらいかかりますよ」。イタタタタ～。

（専務）