「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

私たちの願い

2019-07-24 07:01:52 | 情報・イベント紹介
昨年2018年9月、神戸の「劇団道化座」から
https://www.dougeza.com/
「ほっと募金」として
16万円のご寄付ををいただきました。
詳細はこちら↓
https://blog.goo.ne.jp/donationship/e/101544e4213a0b1d5c97f2f6f708f012
9月6日に行われた舞台「通天閣」の公演で
地震や豪雨の被災地はじめ、
今不安を抱え辛い思いをされている方々のお役に立てたい、と
呼びかけて下さったものです

2019年7月
劇団道化座より、公演の案内とともに送っていただいた
「私たちの願い」を紹介させていただきます

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私たちの願い

ますます格差広がり、政治も経済も全て我さえよければという自己中心的な考えが、世界中に蔓延し、今や、大人も子どもも夢や希望をなかなか見出すことのできない「こころ」の荒廃が深刻な社会といえます。
家族、家庭の崩壊とともに人と人の絆は薄れ、あってはならない悲惨な事件が多発する現代、そのしわ寄せは弱い者に容赦なく、子どもも大人も、皆、人知れず心を痛めています。
市井の人々が夢や希望を持つことができ、日々を穏やかな「こころ」で平和に暮らせる社会であることを願わずにはいられません。

物質的豊かさのみで「こころ」が満たされるはずもなく、小説にしろ美術にしろ音楽にしろ演劇にしろ、文化は人の「こころ」に語りかける大切なものです。
この混迷著しい時代にこそ、「こころ」に語りかける文化が重要であり、人が生きていく上で文化が果たす役割はとても大きいはずです。とりわけ、生の舞台芸術は、直接人々の心を喚起する力を有しています。

ささやかな活動ではありますが、時代がどう変わろうとも、あの大震災を経験した劇団として、世界中のあらゆる悲しみや苦しみに心を寄せ、人々の明日への夢や希望に繋がることを切に願い、演劇に取組み続けていきたいと存じます。
今後とも、皆々様の変わらぬご支援をお願い申し上げます。

一般社団法人 劇団道化座
代表理事 渡邉(馬場)晶子

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