(殺傷事件直後になすべきこと!)
こんにちは、大木です。
昨日朝に、悲惨な事件が起こりました。
被害に遭われ亡くなられた方には、心からお悔やみ申しあげます。
また事件の被害に遭われた皆さまひとりひとりにも、心よりお見舞い申しあげます。
-- 事件直後のいまだからもうしあげたいのですが、
まず直後に、親または代理親がすべきことがあります。
一刻も早く
被害に遭ったこどもの心のケアを優先してください!
そのとるべき対応態度とは
①= 何も聴かずに! 「もう、だいじょうぶだよ。」とだけ言葉掛けして
つよく抱きしめてあげることです。 =
(なによりもまず、絶対の安心を与えること。
こどもが落ち着くまで何日か添い寝すること。)
②= 事件から遠ざけること!=
すなわち こどもの恐怖の記憶をできるかぎり遠ざけること。
(恐怖記憶が最大のままでは、トラウマが固着します)
ですから、事件の成り行きなどをけっして聴き返さないことです。
学校側でも、児童たちに事件(内容)のことを
くりかえし話さないことが大切なことです。・・
-- こうした凶悪な事件に遭遇することは
予見することもほぼ不可能なことといえます。
また日頃から想定訓練をしろという意見もありますが、
それは人の心理を表面的にしかとらえていない粗雑といえる思考でしょう。
人は体験したことも無い恐怖を目の前にするとき
一瞬判断不能におちいり、
ただ硬直して 居すくむばかりになります。
すこしでも距離があれば、避難逃走できる思考(本能)がはたらきます。・・
それから犯人の男性のことですが、
生育歴が明らかになれば、病理の原因や動機がもうしあげれられるようになりますが
いまのところは、以前の宅間某のような、あるいは相模原殺傷犯のような
社会病理の凶行におよんだ ソシオパスとみられます。・・・
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