みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

新型肺炎対策 きめ細かな現場支援を/政府対応に批判収まらず=基本方針にも疑問の声―新型コロナ

2020-02-27 19:43:59 | ほん/新聞/ニュース
庭のあちこちにピカピカのヒメリュウキンカが咲いています。



寺町畑の平飼いの鶏肉が冷蔵庫にたくさんあるので、
一羽分もらってきました。

コラーゲンとタンパク質がとれるよう、

圧力なべで軟らかくなるまで煮ました。
  


翌日、残ったお汁で大根を煮ました。

きんぴらごぼうとキャベツの卵とじも。
  



人気ブログランキングへ
応援クリック してね 

後半は、
政府の新型コロナウイルス感染症対策のことです。

  (社説)新型肺炎対策 きめ細かな現場支援を
2020年2月27日 朝日新聞

 政府がおととい発表した新型コロナウイルス感染症対策の基本方針は、感染拡大のスピードの抑制に努めつつ、重症者への対応に力点を置いたものだ。
 十分な設備のある指定医療機関が限られるなか、症状に応じて優先度をつけて診断・治療に当たるという考えは妥当だ。
 だが大きな懸念材料がある。先頭に立つ政府が信頼されていないことだ。対策を助言する専門家会議の初会合が開かれたのは、大幅に遅れて今月16日。感染経路が不明な患者が見つかった後だ。水際での防止にこだわり、国内の流行対策が後回しになったとの批判は免れない。
 大型クルーズ船への対応も不信を深めた。下船した乗客から複数の感染者が出ているのを見れば、船室待機を求めた5日以降、感染は広がらなかったとする政府の見解は疑わしい。
 ある時点で講じた策が、結果として裏目に出ることもあるだろう。大切なのは、最新の情勢や知見を踏まえた臨機応変な対応であり、誤りに気づけばすみやかに正し、国民にていねいに説明する姿勢である。
 基本方針の実践にあたっては医療現場へのきめ細かな支援が欠かせない。例えば「病院での診療時間や動線を区分する」とあるが、各施設の事情は一様ではない。とるべき措置やそれを実現する工夫について、専門家が助言・指導できる仕組みを考えてほしい。学会や医師会をはじめとする医療関係者も、積極的に協力するべきだ。
 特別養護老人ホームのような高齢者が集団で暮らす施設への目配りも大切だ。いずれについても、物資や装備の安定供給が必要なのは言うまでもない。
 方針には、地域で患者が増える状況が今後続けば、感染検査は肺炎患者の治療に必要な診断のためのものに移行する、との考えも盛り込まれた。症状の軽い疑い例まで一律に調べるのは現実的でないが、検査を拒まれる例が現に相次ぎ、不安が広がっているのを手をこまぬいて見ているわけにはいかない。
 ここでも正確な実態把握と情報の開示、理解を深める説明が不可欠だ。感染者数を低く見せるために検査を抑えているのでは、といった疑念を招くようなことはあってはならない。

 社会の側も省みる点がある。
 中国から帰国した人やクルーズ船の元乗客、さらにはその手当てにあたった医療従事者らに対し、差別やいじめ、人権侵害に当たるような言動が各地で報告されている。日本災害医学会も憂慮する声明を出した。
 看過できない事態だ。病気を過度に恐れ、平常心を失うことは、社会が感染症との闘いに敗北することに他ならない。 


  政府対応に批判収まらず=基本方針にも疑問の声―新型コロナ 
2020/02/26 時事通信

 新型コロナウイルスをめぐる政府対応への批判が収まらない。主要野党は、例年なら若手を質問に立てる衆院予算委員会の分科会に「論客」を送り込み、政府が決定したばかりの基本方針の問題点を追及。政府は防戦を余儀なくされている。

 「(国民から)一番出ているのはウイルス検査を受けたくても受けられないという声だ。だが、基本方針には検査の拡大が入っていない」。野党共同会派の山井和則元厚生労働政務官は25日、厚労省所管分野を扱う第5分科会で、基本方針は国民の期待に応えていないと指弾した。

 野党が問題視したのは、基本方針が今後のウイルス検査の対象を「入院を要する肺炎患者」に限定していくことを示唆している点だ。

 山井氏は今の基準に満たないとして検査を拒否された国民の声を紹介しながら、「大幅に検査を受けやすくすべきだ」と要求。加藤勝信厚労相は「(現場の対応)能力を見極め、必要な方を優先せざるを得ない」と述べ、理解を求めた。

 これまでのウイルス検査の実施件数を問われた加藤氏が「分からない」と答えると、山井氏が「ここ1、2週間がヤマ場だと指摘される中で、あまりに無責任だ」と語気を強める場面もあった。

 主要野党が問題視するのは基本方針だけではない。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した栃木県在住の女性らの新型ウイルス感染が確認されたことを受け、政府が船内で講じた感染防止策や、下船客を公共交通機関で帰宅させた判断の妥当性を問う声も強まっている。

 医師でもある国民民主党の岡本充功氏は「船内隔離は完璧ではなかった」と追及。加藤氏は「下船後に陽性となった事実は重く受け止める」と苦しい答弁に追われた。政府の専門家会議座長の国立感染症研究所の脇田隆字所長も「どんな問題があったかを含めて検証していきたい」と語った。

 政府が後手に回っているとの批判は与党内からも漏れている。25日の記者会見で対応の遅れを問われた菅義偉官房長官は「これまで先手先手で対応してきた。基本方針も今後、患者が増加する局面を想定しており、ある意味で先手先手だ」と強調した。  



 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 河津桜、紅しだれ梅が咲きま... | トップ | 東京女子医大病院に行ってき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ほん/新聞/ニュース」カテゴリの最新記事