■結婚しない方がいい人はいる！
“結婚しない方がいい人”というのは
存在します。
それは、
「結婚に向いていない人」
であったり、
「結婚によって
“自分らしさ”を失ってしまう人」
だったり、
「世間体のために
あまり心が動かないのに
結婚しようとしている人」
でもあります。
先日、映画『ブロークバック・マウンテン』を拝見しました。
ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞、
ゴールデングローブ賞の
作品賞（ドラマ部門）、監督賞、脚本賞、
主題歌賞の4部門、
アカデミー賞の監督賞、脚色賞、作曲賞
を受賞した作品です。
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ブロークバック・マウンテン (字幕版)
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平たく言えば、
青年2人のLGBTの話
ではあるのですが、
1963年という時代もあり、
人目を忍んで2人は
愛し合っているけど、
世間体もあるから、
人並みに家庭も持ったあげく
苦しんていく様子を
描いた作品です。
◇
LGBTに限らず、
婚活している人の中には、
世間体だけを考え、
「とにかく結婚しなければ！」
と思ってしまっている人もいます。
そういう人は結婚できたとしても、
この映画のように
「心ここにあらずの生活」を
送ってしまいがち。
それでは、自分はもちろんのこと
家族も可哀想ですよね…。
結局、この映画も、
LGBTの話ではありますが、
根本的なところでは、
“自分らしさ”を包み隠しながら
生きていく苦悩を描いている
作品なんですよね。
◇
「結婚しない方がいい人」というと、
・自分勝手な人
・人と折り合いを付けられない人
・生活力がない人
・責任感がない人
などを想像する人は多いと思いますが、
意外とそういう人でなくても、
「結婚しない方がいい人」というのは
存在するものです。
本人に何か欠陥があるわけでなく、
結婚という制度が合わない人も
いるでしょうしね。
そういう人と結婚すると
本人も、パートナーも
不幸になってしまうから、
もう少し“自分らしさ”を生かした
人生の道を見つけられるといいですよね。
現在は、1人でも生きやすい
世の中になっているし、
それこそ、結婚したところで
子供ができなくて、
いつかパートナーに先立たれたら
それこそまた“おひとりさま”に
なるわけなので、
そんなに“おひとりさま”って
特別なことではなく
多く人が結果的になる環境とも
言えますよね。
だったら、結婚を向いていない人は、
そんなに無理してまで
結婚をしなくてもいいのでは？
とも思うものです。
◇
とはいえ、
結婚に向いているかどうかは、
してみないと分からないところもあるので、
本当にそのときに「結婚したい！」
と思えるのであれば、
してみた方がいいとも思います。
そうではなく、
無理に「結婚しよう」と思う必要はない、
というだけの話であって。
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