乗り継ぎには気を付けよう 北欧編 3/終 | 旅中毒

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バックパックと少しのお金とパスポートがあればいい。行けば行くほど行きたい場所が増え、人生狂って後悔なし!

こうして私は無事にオスロのガーデモエン空港に着きました。


が、私は激走して乗り継ぎに間に合いましたけど、預け入れしていたバックパック、間に合うわけなかったよね。乗継時間が短いとよく発生するトラブルらしい。20分で積み替えなんて無理に決まってるんだから、事情を話して、バックパックを機内持ち込みにさせてもらうべきでしたわ。大きいから預け入れにしてくださいと言われたけど、機内持ち込みできないサイズではなかったと思う。

 

と言うか逆にバックパックさえ手元にあれば乗り遅れても良かったかも。スカンレイルパスは持っていたんだから、オスロまで鉄道で移動したって良かったんだ。ただし鉄道だと6時間かかるのだ。やはり飛行機に間に合うに越したことはなかったね。それに、生理2日目にビールを10本手にさげてバックパックを背負って全力疾走なんて、想像するだけでも嫌だ。

 

さて、オスロで「荷物が出てきません」と訴える私。係りの人が調べてくれて、「次の便で到着します。2時間ほどなので、時間さえ問題なければ空港で待っていたら?」と。そうですね、そうします。しかし、どうせならレイキャビクでその時間を過ごしたかったわ。

 

オスロのガーデモエン空港ってこんな風なんだって。

By Avinor Oslo lufthavn/Espen Solli - http://www.mynewsdesk.com/material/image/856886

 

ところで、オスロに降り立って衝撃を感じましたね。「あっつ!」て。暑いというほどではなくて21℃とかそんなんだったと記憶していますが(空港内に温度計があった)、夜にはヒーターを入れていたアイスランドから帰ってきたら「夏だ!」と感じましたよ。ちなみに今調べたら7月の最高気温はオスロが22℃、レイキャビクは14℃ですって。

 

さて、待っている間ヒマなので、ベンチに座って日記をつける(今年の夏の片づけ以降、あの日記が見つからない…)。そして、書くのにちょっと疲れたので歩いてみる。そして、カフェのソフトクリームマシンが目に入ったので引き寄せられる。アイスランドのドライブインで食べたソフトクリームが感動的に美味しかったんだよなあ(たぶん今で言う生乳ソフトってやつだ)。きっとノルウェイのも同じくらい美味しいだろう、あの感動を再び!と思ったのよ。……それなりに美味しかったけど…… 段違いだったな。これは国の違いというより、メーカーの違いとか、そんなもんだよね、きっと。

 

ちなみに今でも、「アイスランドで食べて美味しかったのは何ですか?」と聞かれるたびに「ソフトクリーム」と答えています。そして『そういう答えは予想していなかった』みたいな顔をされております。たぶん質問者は羊肉とかを予想しているんだろな。私はサンドイッチとかばかりで、ちゃんとしたアイスランド料理なんて食べてないからさー。

 

オスロの空港でのもう一つの思い出。ベンチに座っておりましたところ、近くのベンチに座っていた青年が眠りに落ちました。そして轟音のいびきをかき始めました。いや、すごかった。雷鳴のようでした。5歳くらいの女の子と3歳くらいの男の子が、その爆睡兄さんの前に立って、驚愕の表情で見つめておりました。聞いたことなかったらびっくりするよね。この人の体から出ているこの音は何だろう、って。青年は少ししたら目を覚ましていましたけど、あのままなら脳卒中とかの病気を心配しちゃうところです。

 

音量だけで言えばこの人よりすごかった。人通りの多い昼間にあれだもん。

 

 

そして無事に荷物も届き、やっとオスロの宿に向かったのでした。

 

…が、実は、この件と直接の関係はないけれど、セットで思い出すことになる悲しい問題が後日発生したのでした。