北海道・札幌発・だべさ通信5

北風と太陽 作戦を変えれば北風は勝てたかもしれない

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札幌はマイナス気温。現在(午後9時)の気温は・・マイナス2.6度だそうです。
道路はツルツル。
夕方のニュースによると、札幌市内だけで、この三日間に雪で転倒するなどして救急車で運ばれた人はなんと99人!!
今ごろはきっと100人超えているんでないかい。

 

 

郵便局へもしっかりまかなって(身支度をして)出かけなくっちゃと思いまして、ズボンの下にはネットで買った  ” 体感温度+3.7度!暖かい裏起毛タイツ”  っていうのを履いて、服の上にもう1枚余計に服をかぶり、首回りはしっかりストールで巻いて、ニットの帽子をかぶり、手袋、マスクと言う完全防備
厚手のタイツとジーンズを無理やり詰め込んだブーツはパンパン、ファスナーをググイと上げてイザ出陣。
これだけ着込めば絶対に暖かいし、万が一転んだって体全体がサポーターのようにモコモコだから重症にはならずに済むもね。

 

 

 

歩くこと15分、最初は肩に力も入っていたけど、郵便局に着く頃には体はポカポカ。
郵便局で用事を済ませて、ついでに買い物。醤油と人参、キャベツを買って、あとは2つの坂道をどんどん登って帰るだけです。
よいしょよいしょ・・・
ハー 体がだんだん暖かくなって、じんわりと背中に汗が。

 

 

マスクなんかもういらない・・・・・・・・・
今度はストールをガバっと取って買い物袋の中に押し込む・・・・・これで首まわりが涼しくまりました。
手袋もいらないや。帽子もむしり取ってポケットに押し込んじゃう。
1つ目の坂を登りきる頃にはもう体はポカポカ。

 

 

そういえば、北風と太陽どちらが旅人の服を脱がせられるかって童話『きたかぜとたいようを思い出しました。
北風が旅人にヒュ〜ヒュ〜と強い風を吹き付けるも、旅人は服を飛ばされまいとしっかり服を握って抵抗する。でも太陽はその暖かさで旅人は服を脱ぎましたとさ・・っていうお話しです。

 

よいしょよいしょ・・・と、2つめの坂道を登る・・・は〜暑い。ジャンパーのファスナーを下ろしで前を開ける。
服の首元を持ってフカフカと空気を入れ変えなんかもしちゃってみる。
洋服を余計に着込んだのが間違いだったな。脱ぎたいくらいです。

 

 

北風が風の力で旅人の服を吹き飛ばそうなんて作戦がよくなかったんだわ。
後ろからヒュ〜〜〜っと旅人を押して歩かせて、体をポカポカさせれば服を脱がすことができたかもしれないのに・・・・・
ん、そうだ、そうに違いない。
キャベツと人参と醤油を持ってワッセワッセと2つめの坂道を登っている旅人は、北風の作戦方法の間違いを発見したわけです。


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