ホテルも大変 | ひっぽのメモ帳 in OZ

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トルコ人の相方君と3人の子供達とオーストラリアのパース在住のひっぽです。

2012年2月生まれの長男・かあ君。2015年2月生まれの双子の姉妹、セラちゃんとメラちゃん。
私とは日本語、相方君とはトルコ語、学校では英語で生活している子供達です。

このコロナウィルスの為の政策の影響で、一番最初に打撃を受けたホスピタリティ業界。


昨日から始まった新しい政策。


海外からの帰国者を空港から直接、ホテルで14日間隔離。

これ、海外からの帰国者は自宅隔離14日間する事と決まってからも、ちゃんと守らない人たちが多かった為の苦肉の策。

しかも、このホテル滞在費は私たちの税金から支払われるという笑い泣き


相方君の働くホテルも、この帰国者達の受け入れが始りました。


警察官誘導の元、到着。


基本的に部屋へ連れて行くのは、警察の仕事。
もし、症状が出て悪化したとしたら、警察が病院へ通報という形の様です。


ホテルは部屋の提供と食事の提供だけ。
部屋のWiFiも使えるし。

ただ、中にはもしかするとコロナウィルスの症状かも!?と思わしき人達もいるとかで、家で待っている私達も心配。


このホテルで隔離中の帰国者の人たちの中には、SNSを通して、
「5スターのホテルのはずなのに、食事がまずい」とか、
「部屋から出れずに自由がない!」
とか、不満をあげてる人を見かけるんですが。。



まじで、何考えてるの⁉️



あれだけ早く戻ってこいとオーストラリア政府が言ったのに、ギリギリまでホリデー先にいて、自由がない!とか言ってる。。
こうやって文句を言っている人たちが、自宅隔離ちゃんとできてたはずはないと思うよ、本当。


国境閉鎖、州外移動禁止、さらにここWA州では大きく9個だったかな?にエリアを分けて、その間の移動も禁止。


そんななかで、ホテルが生き残るには、こういった政府からの仕事を受けなければ、死活問題なんですが、やっぱり心配です。



その一方で、このウィルスの影響で“Stay Home” と言われますが、ホームレスの人達は、そもそもその帰る家がない!!


WA州の社会福祉課と協力で、ホテルでこのホームレスの人たちのシェルターとして一時的に受け入れを始めました。

まずは20人。

一応、1ヶ月のお試しらしいですが、こちらの人達は、みんな久しぶりのちゃんとしたベッド、シャワーに温かいご飯ですごく感謝されてるとの事。


比べるべきものではないけど、上の帰国者達とは雲泥の差。


1ヶ月経ったから、路上に戻ってなんてことはないとは思うんですが、このホームレスの方達がチェックアウトするまでに、ちゃんとした家や仕事が決まることを願ってます。


参照したニュース番組のリンク貼っておきます。