折り紙熱冷めやらず | ひっぽのメモ帳 in OZ

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トルコ人の相方君と3人の子供達とオーストラリアのパース在住のひっぽです。

2012年2月生まれの長男・かあ君。2015年2月生まれの双子の姉妹、セラちゃんとメラちゃん。
私とは日本語、相方君とはトルコ語、学校では英語で生活している子供達です。

かあ君のクラスで折り紙を教え始めて5回目の今週は、担任の先生のたっての希望で「鶴」を折りました。

なぜ鶴を折りたかったかと言うと、原爆の子の像のモデルとなった佐々木貞子さんの千羽鶴の話に感銘を受けて、子供達にも折り鶴がどういうものかを紹介したかったそうです。

今週は、私が折り紙教室をする前に、この映画を鑑賞した子供達。

この話を私は詳しくは知らなかったのですが、
すごく簡単に説明すると、

広島で被爆した貞子が、白血病にかかり、闘病中に千羽鶴を折って、病気が治る事を祈ったという話。結局、12歳の若さで亡くなってしまうのですが、この話を元にした本や映画もあり、日本国内でより海外での方が有名らしいです。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は鶴。


かれこれ5回目ということで、子供達も折るのが上手になってきました。

折り紙にハマり、自分で図書館で折り紙の本を借りてきたり、空き時間に折り紙を折ったりする子達も出てきましたおねがい

中には、折り紙をすると気持ちが穏やかになり、いい気分になるから好き❣️と言ってくれる子もチラホラ。

1回目の時には、折り紙自体をした事がなかった子達が多かったのに、この変化キラキラ

すごく嬉しかったですラブラブ


そして、クラスメイトの一人が学校で転倒し、顔面を強打し入院。すぐ退院したものの、自宅静養している女の子にと、千羽鶴を作りたいと言い出したかあ君。


流石に千羽は折れないので、40羽。
かあ君一人で全部折りました。


こんな感じに私が繋げて、昨日お友達に渡してきました。

すごく喜んでくれたようで、あとで、その女の子のお母さんからお礼のメールがありました。



今週で、時間的に私の折り紙教室はおしまい。

子供達が折り紙を楽しんでくれているのも良かったし、まさか折り紙を通じて私も知らなかった日本の話を知ることになるとは思いもよりませんでした。

私も毎回楽しめたし、なによりも、子供達がどうやって授業を受けているかを体感できて良かったです。