敵なき者に魅力なし。

あなたは人に恥じる事なく

人生を生きて来れただろうか？


わたしは胸を張って「Yes」と答えたい。


しかし、人を傷つけてこなかったか？

という問いに「Yes」と答える事は難しい。

わたしが意識する、しないに関わらず、

わたしはきっと、何気ない一言や態度で、

沢山の人を傷つけてきたかもしれない。



見当違いの優しさや、

思いやりのない厳しさで

時に大切な人にさえ・・

それが正しき事だと信じこんで僕は

自分の「善意」や「正義」を相手に

押し付けていたかもしれない。



それに対して弁解の余地は全くなく

わたしが傷つけてしまった人達には

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


願わくば誰も傷つけずに生きていきたいと

願うけれど・・しかしわたしはこれからも

「信念」と言う名の「刀」は手放さないだろう。


「刀」は時に、人を、自分を、

必要以上に傷つけることがあるけれど・・


「敵なき者に魅力なし・・」


という言葉があるように

わたしは人の心の痛みを理解したうえで

真摯に向き合うことを諦めたくはない。


大切なのは、反省から多くを学び、

自分を律して生きることだ。


クロ戌