日本一長い路線バスを行く━其之弐━からの続き
車内でお昼時になってきたので、しまかぜで買った特製幕の内弁当(¥1,240)を頂きました。
五條バスセンターまで市街地というか盆地を走っていきます。
1回目の休憩地点である五條バスセンターに到着。
ここで、10分ほどの休憩です。乗務時間6時半の間運転手は3回の休憩をしながら、一人で新宮駅まで行きます。
バスをよく見ると、通る自治体のマスコットキャラクターが描いてありました。
五條バスセンターを出発後、吉野川を渡って、いよいよ紀伊山地に突入します。
大和八木駅から降り始めた雨もだんだんと強くなってきました。
道もだんだんと細くなってきました。片側1車線の道ですが、時々、反対側車線と交わすのが、やっとの道もありました。
だんだんと人工物が見えなくなってきました。
紀伊半島の山深さを感じます。
そうこうするにうちに、2回目の休憩地、上野地バス停に到着。
ここでは、20分ほどの休憩。
その訳は、近くにある谷瀬の吊り橋を渡るためです。
谷瀬の吊り橋
長さ297.7m、高さ54m。生活用の吊り橋としては、日本一の長さです。
1954年(昭和29)に谷瀬集落の人々がお金を出しあって、完成したものです。
付近の川原が水量の割に広いのは、1889年(明治22)の大水害まで集落や耕地があったからです。この水害の被災者たちは、新天地をを求めて北海道に移住しました。
それが、今の北海道の新十津川町です。
さすがに高いだけあって、眺めはいいです。
ちなみに、下はこんな感じ。
この日は、雨が降っていたので、板がちょっと滑りやすかったです。
上野地から出発すると、また山の中です。
上野地バス停から、さらに1時間余り、ようやく最後の休憩地である十津川温泉に到着です。
料金表がすごいことになっています。
泊まった宿のは部屋からの景色。
一応、川を挟んで山がありますが、向こう側は何もなく真っ暗です。
右側の明かりは、街灯と車のライトです。
宿の夕食です。
おいしく頂きました。
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