当社は、教育関係や医療医薬関係を中心に、スマホやタブレット向けのアプリやコンテンツを作っている会社です。
いわゆる「IT業」です。
最近、私自身、ちょくちょく自宅で仕事をしています。
理由は、腰が痛くて、通勤がしんどいからです。
自宅からはセキュリティで守られた通信で会社のネットワークに接続でき、PCも生体認証と暗号化でバッチリガードされてますので、持ち運びで万が一の事があっても大丈夫ですし、今時は、ビジネスSNSを使って、社内外コミュニケーションも全く問題ありません。
通勤の約2時間が無くなる利点は大きいですが、それ以上に、在宅作業の場合は、コミュニケーションの効率が上がるように思います。
一緒の場所に居ると、いつでも会話できるという安心感からか、仕事の段取りの決め方が緩いように思います。
在宅でもSNSもビデオチャットもあるので、いつでも会話できるわけですが、やはり、対面よりも量を伝達しにくいと感じます。
なので、あらかじめ、伝えたい事聞きたいことをまとめておいて、事前(前の日など、会社で対面で話せる時)に段取りしておいて、在宅作業の時は、朝からすぐ仕事に取り掛かれるようにしています。
そうすると、1日の仕事がとても捗ります。
もちろん、これは、提案書のまとめや、仕様書ぼ作成、経営関係の検討調査、プログラミングなど、ガツンと詰めて作業したい仕事に限ります。
意味不明な営業電話を取り次がれてしまう事もなく、ものすごく集中できますし、通勤の負担もなく、早く仕事が終ったら女房とAmazonPrimeでビデオを観たりもできます。
いいことばかりだな、と感じます。だからかもしれませんが、東京の朝のラッシュに紛れて通勤していると、「毎日、民族大移動する意味って、あるのだろうか?」と思います。
IT技術、特にモバイル通信とクラウドの発展のお陰で、今はどこででも仕事ができます。
社員全員にも在宅勤務を推奨するには、まだまだ解決すべき課題が山盛りですが、しかし、当社だけでなく、在宅勤務や、自宅近辺でのサテライト勤務は当たり前になるだろうなと、思っています。
ITの技術進歩に従って、私たちの仕事や暮らしは刻々と変わってゆくのだなと、思います。
良くも悪くも、ではありますが。