第77回ゴールデン・グローブ賞ノミネーション発表! Netflix作品が劇場用映画を圧倒! | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

第77回ゴールデン・グローブ賞ノミネーション発表! Netflix作品が劇場用映画を圧倒!

 

 


アカデミー賞の前哨戦と言われている第77回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表された。

最多ノミネートとなったのは、離婚危機の夫婦の姿を描いたスカーレット・ヨハンソン&アダム・ドライヴァー共演のヒューマン・ドラマ『マリッジ・ストーリー』。作品賞(ドラマ)、男優賞(ドラマ)、女優賞(ドラマ)、助演女優賞など最多6部門にノミネートされている。続いてそれぞれ5ノミネートの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『アイリッシュマン』、4ノミネートの『ジョーカー』『2人のローマ教皇』が続く。

 

Netflix作品の進出が顕著で、作品賞ノミネートの『マリッジ・ストーリー』『アイリッシュマン』『2人のローマ教皇』『ルディ・レイ・ムーア』はいずれもNetflixが製作。劇場公開作品を圧倒している。前年では『ROMA/ローマ』がノミネートされて話題になったが、今年はそれ以上に改めてNetflixのブランド力の強さを示した。


昨年はマーベル作品『ブラックパンサー』がノミネートされたが、今年はR指定映画史上最大のヒット作となったDC映画『ジョーカー』が当然のノミネート。批評家賞では絶賛が相次いでいる『アイリッシュマン』が一歩リードしているが、現代にも通じる社会の歪みを描いた『ジョーカー』が受賞する可能性も高い。コメディー/ミュージカル部門の作品賞はこの5作品では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が持っていきそう。“超実写”として公開された『ライオン・キング』は99.9%CGで描かれたアニメ作品(1カットだけ実写映像がある)として扱われ、アニメーション作品賞にノミネート。

前回は日本から『万引き家族』『未来のミライ』が候補入りしていたが、今年は日本作品のノミネートはなし。授賞式は1月5日に開催される。
























作品賞(ドラマ)
『アイリッシュマン』
『マリッジ・ストーリー』
『1917 命をかけた伝令』
『2人のローマ教皇』
『ジョーカー』

作品賞(コメディー/ミュージカル)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『ロケットマン』
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
『ルディ・レイ・ムーア』
『ジョジョ・ラビット』


男優賞(ドラマ)
クリスチャン・ベイル 『フォードvsフェラーリ』
ホアキン・フェニックス 『ジョーカー』
アダム・ドライヴァー 『マリッジ・ストーリー』
アントニオ・バンデラス 『Pain and Glory』
ジョナサン・プライス 『2人のローマ教皇』

女優賞(ドラマ)
シンシア・エリヴォ 『Harriet』
スカーレット・ヨハンソン 『マリッジ・ストーリー』
シアーシャ・ローナン 『Little Women』
シャーリーズ・セロン 『スキャンダル』
レネー・ゼルウィガー 『ジュディ 虹の彼方に』

男優賞(コメディー/ミュージカル)
エディ・マーフィ 『ルディ・レイ・ムーア』
レオナルド・ディカプリオ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
タロン・エジャトン 『ロケットマン』
ダニエル・クレイグ 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
ローマン・グリフィン・デイヴィス 『ジョジョ・ラビット』

女優賞(コメディー/ミュージカル)
アナ・デ・アルマス 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
アウクワフィナ 『フェアウェル』
ビーニー・フェルドスタイン 『Booksmart』
ケイト・ブランシェット 『Where'd You Go, Bernadette』
エマ・トンプソン 『レイトナイト 私の素敵なボス』

助演男優賞
トム・ハンクス 『A Beautiful Day in the Neighborhood』
アンソニー・ホプキンス 『2人のローマ教皇』
アル・パチーノ 『アイリッシュマン』
ジョー・ペシ 『アイリッシュマン』
ブラッド・ピット 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

助演女優賞
キャシー・ベイツ 『リチャード・ジュエル』
アネット・ベニング 『ザ・レポート』
ローラ・ダーン 『マリッジ・ストーリー』
ジェニファー・ロペス 『ハスラーズ』
マーゴット・ロビー 『スキャンダル』

監督賞
マーティン・スコセッシ 『アイリッシュマン』
クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ポン・ジュノ 『パラサイト 半地下の家族』
サム・メンデス 『1917 命をかけた伝令』
トッド・フィリップス 『ジョーカー』

脚本賞
ノア・バームバック 『マリッジ・ストーリー』
ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン 『パラサイト 半地下の家族』
クエンティン・タランティーノ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
スティーヴン・ザイリアン 『アイリッシュマン』
アンソニー・マクカーテン 『2人のローマ教皇』

音楽賞
『Little Women』
『ジョーカー』
『マリッジ・ストーリー』
『1917 命をかけた伝令』
『マザーレス・ブルックリン』

歌曲賞
「Beautiful Ghosts」『キャッツ』
「イントゥ・ジ・アンノウン」『アナと雪の女王2』
「スピリット」『ライオン・キング』
「(I’m Gonna) Love Me Again」『ロケットマン』
「Stand Up」『Harriet』

外国語映画賞
『Pain And Glory』(スペイン)
『フェアウェル』(アメリカ)
『レ・ミゼラブル』(フランス)
『パラサイト 半地下の家族』(韓国)
『Portrait of a Lady on Fire』(フランス)

アニメーション作品賞
『アナと雪の女王2』
『トイ・ストーリー4』
『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
『ライオン・キング』
『Missing Link』