同じソファで | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

ゆったり二人掛けのソファを
独り占めしていると

十年前なら君は
すぐにやって来て
僕に跨り腕を絡み取った

今もやっぱり
すぐにやって来てくるけど

どっちが相手の足の上に
足を置くかという
縄張り争いを繰り返し

最後にはソファを分け合う
平和的解決

十年前も平和だったけど
終わりがなかった