10歳 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

もう大きく育った息子達ですが、まだまだ教えられることが多い日々の詩です。

「お父さん、どう?
今までの人生って長かった?」

君は幾つになっても
そんな事を聞く

「短かったよ。10年くらいの感じ」

「ふ〜ん、そんなもんか」

とは言っても
君には理解出来ないだろう

10年くらいというのは
覚えているのがトータルで
10年分くらいということだ

今ではもう
昔の記憶はスライドみたいで
時間を持っていない

そして
そんな事を思い出すより
明日のことを考える方が楽しい