『手打ち素麺戸ごと掛けなめ日ざかりや 関(せき)のおもてはしずけかりにし』
北原白秋は、明治18(1885)年、
母の里であった熊本県の南関町関外目の石井家で生まれました。
白秋二十年忌に建てられた歌碑には、
南関名産の手打ち素麺が町筋の戸毎に掛乾されている情景が詠まれています。
という情報を得て
熊本市内からちょっとドライブし、南関素麺の里を探しに南関町に行って見ました。
ネットで調べてみると、1束(一人前)の麺が250〜300円くらいする
20束の箱入りが5000円〜の 贈答向けの超高級そうめんのようです。
南関素麺は日本を代表する高級手作り素麺なのですね。
白秋素麺の碑は、南関町中央部のバスターミナルの敷地にありました。
おなかが空いたのでまずは腹ごしらえ
事前にしらべてあった関所亭 に行って見ます。
なんか うどん屋みたいだけど
南関素麺を食べられるのかしらと、ちょっと心配。。。
でもありました。
南関そうめん夏季限定 580円也〜って メニューにあり。
まず注文!
メニューを良く見ると 南関あげいなり 180円もあり
南関の稲荷さんも注文。
待つこと約十分で来ました。
見た目は普通の素麺ですね。
ずず〜〜っと一口食べてみると、
あら、、おいしい
かぐわしい香りと、しこしこした食感がなんともいえないおいしさ
一気につるつるって食べられます。
本場さぬきうどんのそうめんバージョンでしょうか?
南関あげいなりも
厚手のおあげが美味ですね。
おなかもいっぱいになったので
街に戻り
そうめんやさんをめぐって見ました。
↓ここは TVでもよく紹介される 竹製麺所です。
家庭用のそうめん 5束を2つ買うと
お店のおばさんが、折れそうめんを1袋サービスしてくれました。ありがと!
裏のそうめん伸ばし場も少し見せてもらって感謝です。
つぎは 元祖南関素麺を名乗る
猿渡素麺所です。
ここでは、ふしめんという
麺を八の字に掛けたときの棒の部分(曲線部分)で、
延ばして乾燥後に切り分けたそうめんのふしを購入
315円と激安なのがうれしい。
一日に出来る量がそうめんよりさらに少なく、限定発売らしいです。
つぎは 猿渡素麺所の近くにある
松尾そうめんです。
なんか普通の民家のたたずまいです。
白秋さんの昔から、このかいわいの家々戸毎に素麺を作っていたのでしょうね!
最後はネット販売も熱心な綾田製麺所です。
街中から少し離れたのどかなところにある 農家って感じです。
販売所に入ってみると
若者が素麺伸ばしの 作業中。
お願いして写真を撮らせてもらいました。
なかなかの手つきで伸ばしてます。
庭には
が天日干しされてました。
手作り感が満杯ですよね。
ここでは家庭用の南関素麺10束を分けてもらい帰路につきました。
では、
アーメン ソーメン ヒヤソーメン またしばらく潜行します。
【関所亭 】
熊本県玉名郡南関町大字上長田654番地
0968-53-3551
竹製麺所
熊本県玉名郡南関町関町1435
0968-53-0107
猿渡製麺所
熊本県玉名郡南関町関町1417
0968-53-2106
松尾製麺所
熊本県玉名郡南関町関町39-2
0968-53-0519
綾田製麺所
熊本県玉名郡南関町関村1168
0968-53-2290
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関所亭 ( / うどん )
★★★★☆4.0
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採点:★★★★ |