サッカー男子U―23のパリ五輪アジア最終予選。後半逆転されたときは、深夜の時間も場所も同じ30年前のドーハの悲劇を思い出しましたが、なんとか同点で延長戦へ(今日は仕事で早起きなのに!)。


延長戦で2点取り、準決勝へ進みました。これでオリンピックはたぶん大丈夫でしょう。韓国がドーハの悲劇だったようですが。


まぁ知らない選手ばかりですが、金メダルが取れるよう応援します!




kindle本のタイトルを2年ぶりに『シン哲学 三元論序説』から『世界は3で出来ている』に戻しました。


「方法序説」を意識したタイトルにしたのは、哲学好きにターゲットを絞り、素人の私の書いたものを哲学に詳しい人に読んでもらい、感想を聞きたいという思いからですが、残念ながらターゲットには読んでもらえませんでした。2週間ほど前に書いたように、日本人の書いたオリジナル哲学なんて誰も欲していないのでしょう。


もちろん、感想は今でも知りたいですが、ただ、もはや専門家にアドバイスをもらおうという気持ちはありません。自分では専門家を超えたと思っています。どんな分野もそうでしょうが、専門家を超えるのは常に素人です。


今後は、一般受けするタイトルでもって、少しでも読まれるよう行動していくつもりです。


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kindle本ですが、とりあえず今月末に仮の脱稿をしたいと1週間前に書きました が、今日は大きなことに気付いてしまいました。それは極端なことを言えば、いま書いているのは第一部に過ぎず、第二部があるのではないかということです。


具体的には、いまの拙著の人生論的な結論は、良い人生とは、考え、愛し、共に生きて、(拙著の図では)左回りで自己肯定感と好循環を得ながら過ごすことなのですが、でもこれは、実は人生の半分で、右回りの幸福論も本当はあるはずだということに気づいたのです。


その筆頭はもちろん、二人の恋愛だけに生きる、他のものは全て捨てるような生き方でしょう。この右回りの幸福論について何も触れなければ、半分の真実しか書かれていない本になってしまうかも。


ただ今回は、後書きで「それについては、いつか書きたいと思います」で済ますしかありません。恋愛については浅くしか書けていない感じは前からしていたのですが、書くとなると、まずは相当数の本を読む必要があり、書くのも相当時間がかかるでしょう。


ただ、今後の方向性は見えてきました。本自体が2冊になることはありませんが、将来的には一章増やす感じになるはず。ただ気持ち的には、来月から第二部に突入です。


恋愛ほど人を夢中にさせるものはない。人は恋愛しているからこそ怠惰なので、そのためにその人が怠け者であるとは言えない。(ラディゲ『肉体の悪魔』より) 



私の本も、こんな素晴らしい装丁になったらいいのに!(今は使われていない池田満寿夫氏による表紙)

今日は泊まり勤務明け。焼肉ライク新橋本店で朝から一人焼肉。というより、記憶では人生初の一人焼肉。当分、クセになりそうです。



kindle本ですが、先月末は約6万8千字でしたが、現在は約6万3千字です。かなり新しいことも追加で書いていますが、それ以上に必ずしも必要ではないところを、思い切ってカットしたから。カットは気持ちいい!



今日は新横浜プリンスの高層でランチ。前回は息子の卒業&就職祝いだったので8年ぶりです。全部美味しかった。



高層からの景色は仕事でいつも見ていますが、横浜とはいえ、都心とは全然違いますね。

地元の居酒屋の前を通ったら招き猫が。じゃあ、入ろうかと思いましたが、明日贅沢ランチをすることを思い出し、やめました。第一、ちょっとジャマしてるよ。




自分が知らないこと、あるいは適切には知っていないことについて書くのでないとしたら、いったいどのようにして書けばよいのだろうか。まさに知らないことにおいてこそ、かならずや言うべきことがあると思える。人は、おのれの知の先端でしか書かない、すなわち、私たちの知と私たちの無知とを分かちながら、しかもその知とその無知を互いに交わらせるような極限的な先端でしか書かないのだ。(ジル・ドゥルーズ『差異と反復』)


脳で「書く」(=考える/未来志向)ことと、心の声を「聞く」(=思う/過去志向)ことは、真逆のベクトルで、その狭間の「今、ここ」にこそ、「生」の醍醐味はあるのだろう。




昨日に続きBS松竹東急で松本清張・野村芳太郎コンビの『砂の器』を鑑賞。もう、何度観たことか。


この映画の凄さは原作を別にすると、橋本忍・山口洋次の脚本が80%。素晴らしい役者10%。音楽5%。残り5%が監督他といった感じではないでしょうか。


でも、その5%が通常の映画の100%くらいある訳だから、この映画の凄さは凄すぎます。


サスペンスとかミステリーというのは、無駄なシーンばかり。それは犯人の複数候補を示しているのだから当然ですが、この映画は他の容疑者が登場するのは冒頭のエピソードだけ。だから、その後は無駄なシーンが全く無く、なのにミステリーになっている。


一杯やりながら観るつもりが、何杯もやってしまった。



今日はBS松竹東急で『疑惑』をやっていたので、久々に観ました。女の対決の映画。男の対決は知恵比べで、女の対決は身体を張っている。当然、後者のほうが面白い。


ひねくれ者の私は、名画を何度もは観ません。名作だと分かっていて、それを確認するために観るのが、ちょっと悔しいから。だから私は、いつもは見向きされなくなった昔の2時間サスペンスを観て、そこに良さを発見して楽しんでいる訳です。


でも、今日は泊まり勤務明けで疲れていたし、たまには本物の名作もいいかと思って観ました。もう、いまさら何も書くことはありませんが、やっぱり山田五十鈴は凄いわ。








そして、勝者は真野響子。