私にとってのピノキオは(以前このブログにも書いたディズニーアニメも、もちろんいいのですが)、やっぱり子供の頃NHKで放送され夢中で見た、イタリアのテレビ映画『ピノッキオの冒険』。4月に「100分de名著」で取り上げられたときに映像がでました。
本来子供というものは、無軌道で破天荒なもの。それを教育で型にはめようとする国家への反抗の文学、それが『ピノッキオの冒険』ですが、主人公の男の子がそれを存分に演じていました。キャスト、音楽、風景何もかもが素晴らしい傑作です。
 

(懐かしのオープニング付き)

 

2003年にDVDが発売されたので購入し、小学生だった息子に見せたのですが、イタリアの貧乏な寒村の風景にピントこなかったのか、最後まで観ることはありませんでした(いつの日か、孫で再トライ!)。

 

さて、1万円で購入したそのDVD(現在廃盤)をメルカリに出品したところ、昨日3万円で売れました。需要はあるのに、なんで増盤しないんでしょうね。