2018年

北海道の獣医大に

10歳になるビーグル犬の

実験犬しょうゆがいました。

 

麻酔や検査などの

実習用に使われていましたが

高齢になったら、

別の実験に利用され

安楽死処分の予定でした。

 

その時が

もうすぐ来ることを知り

実験計画審査中に

譲渡願いをした

獣医大生がいたんです。

 

そして

まもなく承認というところで

准教授から

「自分が世話をしてきた犬には

感情的な繋がりができてしまう。

引き取りたいと

申し出ている学生がいるのに

その犬を実験に使ってしまうことには

疑問を感じる」と再考を求めた。

 

そして↓

実験から外され

ペットとなったしょうゆ

 

欧米では実験動物の

里親探しをする企業があります

長年人間に尽くした犬に

第2の「犬生」を

用意する意義は大きく

「譲渡できれば安楽死に関わる

研究者や動物実験技術者らの

ストレスを減らすことにもなる

 

・・・・・・・

友人のお嬢さんが
獣医大の3年生になった頃?だったか
「水曜の前日になると娘が泣くのよ」
という話を

友人から聞いたことがあって

担当医

水曜日の授業は
『動物を使っての実験,』があり


「死んじゃうって、殺したくない」と
泣いてしまうのだそうです。
担当医

農大や獣医大に

慰霊碑があるのを

思い出したんです。
農大のソコには

沢山のお花と

お線香がたいてあって
ドキッとしたけれど

 

学生の気持ちが伺えたし

実際、その時期

(実験の時期)になると

耐えられないと

退学を考える子もいるそうです

担当医

しかしそういう、葛藤があって
医師になっていくんだということ

また、獣医大研修医の方々の

ご苦労も伺っていたので

 

犬が好きで、動物が大好きで

助けたくて、獣医大に入ったのに

健康な動物を実験で使い

殺してしまう・・・。


彼女のお嬢さんのお話は

聞いているだけでも切なく

悲惨だったんです。

担当医

人間だって

例えば歯科大でも
ご検体に合掌し

人体解剖の授業があって
 

「さすがにその後の食事は

凹むんだけど、全然平気で

焼肉イケル子もいるんだよね

凄い精神状態だよね?」とか

歯科医の友人に聞いたのですが

慣れなきゃね

※彼女は歯科大卒業後

お料理メッチャ上手の

専業主婦になっちゃったw

・・・・・・

ちょっとこのお話は
いろんな思いがあって

長くなるので省略しますが

友人のお嬢さんは

あれからどうしたんだろう?
北海道

無事卒業後

畜産の多い地域に

移ったらしいから
牛や馬とかの

家畜獣医師になったのか?

今度、会ったら聞いてみようか

と、なかなか友人にも会えず

 

獣医大生だったお嬢さん

きっと乗り越えたんだろうな。

ふうちゃんは2度

大きな手術をしているけれど

ホント感謝してる。

でもね、そういう

犠牲の元にいるってこと

こういう事を知るたび

肝に銘じています。

リボンふうちゃんの毎日リボン

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