降水確率0%でもいつも傘を持って夜の土手を歩く爺さんがいる。
目的は土手の手すりを叩いて野良猫を追い払うためで
すれ違いざまに「キチガイ」と小さな声で捨て台詞を吐かれる。
最近、手すりを叩く音がヒステリックに感じられるようになり
先週も同行者の女性のすぐ近くの手すりを叩いて挑発的になってきた。
あいにく私は電話中で何が起こっているのか呑み込めずでした。
電話が終わって状況を聞いて「そういう時は大声で助けを呼ぶとかしないとダメだよ」と忠告。
今夜は違う。
私も瞬間湯沸かし器のごとくすぐに着火した。
女性に向かって「殴るぞ!」と傘を振り上げて「やれるもんならやりなさいよ!」と反撃☆
喧嘩を売るなら私が相手になる「なにやってんだよ!」と間に入った。
女性が懐中電灯でジジイの顔を照らし「顔の写真を撮って!」と追いかけて
私は携帯を構えてパシャっと何も映ってない写真を撮影。
「警察からも証拠写真を撮るように言われたし、晴れているのに傘を持って何の目的で歩いてんだ?あぁっ?」
逃げるジジイを追いかけながら「もう何人もの猫嫌いと喧嘩して警察も動いてるんだぞ!」
しつこく追いかけると走って逃げて行った。
他の餌やりの女性もこのジジイの存在が怖くて週末はご主人に同行してもらう。
野良猫の餌やりをする多くは女性です。
見ず知らずの男性にいきなり怒鳴られたりの経験もあるはず。
そこに男性が加わるとどうなる?
当然、喧嘩になりますよね。
野良猫を守るにはこうするしか方法がありません。
同行者の「殴りなさいよ!」と体を張った抗議に勇気をもらった。
人が傘で殴られたら傷害事件になり警察が動いてくれるのです。
野良猫が殺されても罪に問われない。
声を上げましょう!
女性の「助けて!」の声には付近の住民も反応してくれる。
野良猫が虐待されていたら迷わず「助けて!」と叫んでください。
弱いものイジメする奴に、ろくなのはいません。
「殴るぞ!」は脅迫です。
警察に通報しましょう。
警察には相談済みですが実際に人的被害が出ないと動きようもないのが実情です。
日常生活でのイライラを野良猫にぶつける惨めなジジイなのです。家族にこのことが知れたら大変でしょうね(笑)