熊本県の球磨川が氾濫し甚大な被害が出ている。
元材木屋の私は杉の産地として名前だけは知っている。
杉やヒノキといった針葉樹林は山に水を貯えることなく水害が発生しやすいのが特徴です。
その球磨川上流部に注ぐ川辺川にダムを造り水害を防ぐ計画があったが
民主党政権の公共工事悪玉説(コンクリートから人へ)から工事が中止になった。
治山治水は100年の計と言われます。
水害を防ごうと調査の結果、川辺川ダム建設を決定したのに
時の政権は公共事業は自民党議員に多額の賄賂が流れる温床だと決めつけしまった。
昨年の台風17号で氾濫の恐れがあった荒川も上流部にある八ッ場ダムが限界まで貯水し
東京の水害を防いでくれました。
私の住む地域も避難勧告が出て地元の小学校が避難所として開設されたが
狭い地域に人口が密集する東京では避難所は満杯で機能しない事が分かりました。
都知事選に維新から立候補してた小野候補は元熊本県副知事。
まさに川辺川ダム建設中止に追い込んだ当事者だったそうです。
ネットの情報ってありがたいですね。
テレビでは伝えてくれない情報ばかり。
ていうか、堤防は高い程、越水・破堤したときの市街地へのダメージは、大きくなる。しかも、球磨川沿いは不安定な地質のため、ダム建設の適地がそもそも乏しい。たとえ建設できたとしても、早晩土砂に埋まり(土砂に埋まったダムに水量調整能力は期待できない)、ダム湖付近で土砂崩れが起きれば、ダムからの越水(北イタリアでは、そのせいで町が一つ消滅しました)は避けられません。
貴方はまず、高校地理の教科書と球磨川沿いを地形図を確認しましょう。
本来、人が住むべきでない地域に「なぜか集落が形成され」、被災地と化しています。
テレビのワイドショーなんかでも真偽のほどを確認もせず垂れ流す時代ですから。
人災を否定しても民主党政権下でダムの建設を中止にしたのは事実です。
それとあなたのコメントは失礼ですよ。他人を小馬鹿にした上から目線で語ると友達は離れてしまいます。