郵便局へ住所変更届けを出しに行く。
…って、去年変更届けを出しているんだけどね。
ゆうちょ銀行の方を変更するのを忘れていたのよ…トホホ
カウンターを見遣ると、なにやら怪しげなものが…
乳がんの触診モデルとな?
1回触ってシコリの感触を確かめてみたかったので、
図にある場所を重点的に触り確かめる。
うーむ…弾力があってこれは20代30代の乳房だわ
触ると「梅干しの種のよう」という意味がわかる触感だった。
いや意外と深く押さないとシコリがわからないものなのね〜
…と、嬉々として乳房を弄る中年女ひとり
あ、怪しい
私の母は19年前に乳がんで亡くなりました。
55歳でした。
本人はおかしいと自覚し近所の婦人科に行きましたが、
そのときは乳腺炎と診断されました。
のちに大きな病院へ行き、がんと診断されたときには
すでにステージ4でリンパ節、肝臓や骨に転移していました。
放射線や抗がん剤治療を施しましたが、
診断から約1年半ほどでこの世を去りました。
亡くなった後に父から謝罪されました。
「あなたから母親を奪って大変申し訳なかった」と。
身体に触れる機会がありながら気づかなかったことを悔やんだのでしょう。
しかし謝罪をしなければならないのはむしろ私の方です。
同性でありながら身体のことを話し合うことがなかったのですから。
あのとき気づいていたら…
そんな後悔をしないためにもセルフチェックを。
おかしいと思ったら迷わず受診を。
身体のことは恥ずかしがらずに、
パートナーや家族とは情報共有しておく必要があると
ピンクリボンを見るたびに思うのです。