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shchan_3

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2020.03.20
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カテゴリ:時事問題
​​​内科医の岩田健太郎さん(クルーズ船の感染予防策の不備を動画で指摘した内科医)が、2020東京オリンピック開催の可否についての見解(文章)を発表されました。「オリンピック開催は不可能だ」とする根拠も明解で充分納得できるものだと考えます。結論部分で岩田さんが述べるように、「そんなことはない」と主張される方は、上記の懸念をすべて払拭できる対案を示す必要があります。

2020年夏に東京オリンピックを開催すべきでない理由

  これまでオリンピックについては特にコメントしてきませんでしたが、観客ありで予定通り開催、が目指されているらしいので、個人的な見解を申し上げます。
 2020年に東京オリンピックの開催は止めておいたほうがよいです。以下に根拠を述べます。
​ オリンピックを開催するべきか、否かは「どういう状況下であれば開催できるか」という条件を設定しなければなりません
 賛成派であっても「ここのラインを超えたら開催できない」、反対派であっても「この閾値を下回れば開催してもよし」という基準を持つ必要があります。何が何でも開催賛成(あるいは反対)は、判断を放棄しており、単にイデオロギー的主張を述べているだけです。リスク管理的には、特にこのような地球規模での危機時には、そういう空想的な主張は述べるべきではありません。​

 では、何が是非を決める基準かというと、
1.日本でマスギャザリング(オリンピック)を行える程度のCOVID抑制ができている。
2.世界中のアスリートや観客が日本にコロナウイルスを持ち込まない。流行を起こさない。

という2つの条件を満たす必要があります。
 1が可能かどうか。3月19日の本稿執筆時点では、正直微妙なところです。私の住む兵庫県や隣の大阪府では患者がどんどん増えていて、蔓延してしまう懸念が大きいです(https://www.fttsus.jp/covinfo/pref-simulation/)。
 しかし、武漢や韓国でも巨大なアウトブレイクを数ヶ月内に(ほぼ)抑え込んだので、やってやれないことはないかもしれません。日本全国のすべての都道府県でアウトブレイクを7月までに抑え込むのは相当の難事だと感じますが、不可能なミッションと決めつけるのは早すぎるのかもしれません。

 問題は2です。
 オリンピックでやってくる海外の方々をどうお招きするのか。おそらく、その時点で流行が世界中で収まっている、というのはかなり非現実的な仮説でしょう。米国で、欧州で、アジアで、アフリカで、南米で、オセアニアで、流行が進行したり、継続したりして、渡航禁止の国々は渡航禁止のままであり、渡航可能な地域も渡航禁止になってしまうかもしれません。彼らは東京に来れるのでしょうか。来たとしたら、2週間の健康監視を義務付けるのでしょうか。準備・練習の必要な選手たちにホテルの個室での監禁を強いるのでしょうか。

​ 選手たちの多くは若くて健康なので彼らの生命が脅かされる可能性は低いですが、彼らのアクティビティが周りへの感染を促す可能性は高いです。スタッフや観客が感染したとき、それでなくてもいっぱいいっぱいの東京の医療機関は受け入れることができるのでしょうか。今度は病気だけでなく、言葉や習慣の違いとも対峙しなくてはなりません。3月の時点で疲労困憊の医療セクターが、それに果たして耐えられるでしょうか。

 私は耐えられないと思います。

 このようにオリンピックは単なるマスギャザリングではなく、世界中からのマスギャザリングであり、COVIDがパンデミックで世界中にリスクが分散している病気なのです。
 両者の折り合い・相性は極めて悪く、極めて同居困難です。ヨーロッパ局在のEURO2020も来年以降に延期になりました。さらに広範囲のオリンピックはもっと延期すべきイベントです。加えて、サッカーよりも狭い閉じた空間で行うレスリングやバスケットボールやフェンシングとかは、COVIDと極めて相性が悪いです。

​ 上記の理由で、2020年東京オリンピック開催は不可能だと私は考えるのです。もし、「そんなことはない」と主張される方は、上記の懸念をすべて払拭できる対案を示す必要があります。対案無しで無理やりオリンピックを強行してしまえば、そこに相当数のCOVIDによる被害が発生するでしょう。​

 もっとも、どんなに被害が発生しても「適切に対応していた」「しっかりやっていた」「最善を尽くした」という「いつもの論法」で押し通せば、それでよい、という発想があるのかもしれませんが。

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Last updated  2020.03.24 18:52:36
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