クールビズの話題として面白く取り上げられるのが1979年に登場したと言われる「省エネルック」
やってることは正しい、しかしカッコ悪い。
世間は正しいことでもカッコ悪いことは実践しないものなのか、逆にイケないことでもカッコイイことだとやってしまうのが人間なのか。
そんなファッションとは別になりそうな議論が出てきてしまう感覚があったと思う「省エネルック」
現在のクールビズはある意味成功して省エネルックは失敗したという要因にそのカッコ良さ悪さがある、ネーミングもクールビズはカッコいいとニュースのコメンテーターが言っていました。
さて、では本格的なデザイナーがファッションセンスバリバリでクールビズに相応しいファッションを出してきたら?
これをクールビズのスーツスタイルに取り入れる方はいるだろうか?
超有名なデザーナーのトム・ブラウン。
このスタイルは彼の代名詞なので、別にクールビズというスタイルではありませんが、省エネルックの半袖スーツがありあったなら、現在のオシャレなクールビズスタイルは、短パンスーツでもありではないでしょうか?
半袖スーツよりも、こっちの方が涼しいような気がしますし。
これまで、何度か短パンスーツを作らせて頂いていますが、仕事用のスーツでは無く、ブライダルで海外挙式をされる方や、イベント用のスーツとして短パンスーツを作りました。
現在であれば、これも有りですよね。
お堅い上司が「なんだ短パンとは!」と言うかも知れませんが、そもそもビジネスでネクタイしていないこと自体がカジュアルなのですし、ジャケットすら羽織らないこともあるクールビズなら、まだ短パンスーツであることがビジネスモードになるのではと考えてしまいます。
1979年の省エネルックの半袖スーツは当時デパートでも販売されていたらしいですが、このトム・ブラウンっぽい短パンスーツは売っていないと思いますので、是非オーダーでお求め下さいね。