一つの時代が終わるのか/007役が女性になるジェームズ・ボンドになるわけではない | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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かなり大きく報道されたのでファンの方は驚いたと思います。

私も驚きと次回作への興味が沸いて気になっています。

 

007が女性になる!

 

これまで殺しのライセンスを持つコードネーム「007」はずっと男性で、それは「ジェームズ・ボンド」という名とイコールでイメージされ、007=ジェームズ・ボンドというのが我々の常識でした。

 

ミッション:インポッシブル=イーサン・ハント

だし、

ドラゴンボール=孫悟空

だし、

ウルトラマン=ハヤタ隊員

だり・・・ちょっとズレてきましたが、映画タイトルと主人公役名というのはイメージの中に刷り込まれその映画自体を象徴する感じです。

 

しかし、今回思い切った展開になった007役が女性になるというのは、ある意味一つの時代が終わり新しい時代に流れているというグローバルな感覚なのかも知れないですね。

 

昨日のフォーブスでの記事でも、

今回の007シリーズ最新作は「Bond 25」という仮タイトルで呼ばれているが、数十年の歴史を誇るこの作品は今、時代の転換点を迎えている。黒人女性を007役に起用することで、新たなオーディエンスにアピールしたい意図も伺える。

と書かれています。

https://forbesjapan.com/articles/detail/28480

 

新007のラシャーナ・リンチ

確かに可愛いし、綺麗な黒人美女。

 

ここで注意したいのはコードネームの007を引き継ぐだけでジェームズ・ボンドを引き継ぐわけでは無いという点。

ジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグは次回作で最後になりますが、次々回作はラシャーナ・リンチが007役を引き継いで、もしかしたら別にジェームズ・ボンドが登場するのかも知れませんよね。

 

なんとなく、ジェームズ・ボンドという名が無くなるのは寂しい。

 

それに007、ジェームズ・ボンドのファンとしては女性にモテモテのボンドも面白いですが、鍛え上げた体型にスーツやタキシードが似合っていて男から見ても惚れ惚れする姿はまだまだ見たいですからね。

 

私としては、ジェームズ・ボンド=タキシードというイメージでもあったのでそれが無くなるのことは避けて欲しいと思っています。

 

どちらにせよ次回作が楽しみです。

 

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