2019年11月26日の愛媛県宇和島市・高知県四万十市中村の歴史散策の続き。
「松根邸跡」「伊達博物館」「伊達宗城と西郷隆盛会見の地」「天赦園」「天赦公園」と回った後は、「宇和島城」に向かいました。
松根邸跡・伊達博物館・伊達宗城と西郷隆盛会見の地・天赦園のレポ
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12577396906.html
「南予護国神社」の先、左側に、公園のようなスペースと門が見えて来ます。こちらが「宇和島城」の入口。
その一角に、銅像があります。台座のプレートには「児島惟謙先生」と刻まれています。
児島惟謙(これかた)先生の由緒書き。宇和島藩家老宍戸家の臣金子惟彬の二男として天保8年(1831)に生まれました。幕末の文久・慶応年間に諸国を往来奔走し、坂本龍馬とも交わりました。
明治4年、司法省に奉職、関西法律学校(関西大学)の創立にも参画しました。
明治24年5月、大津事件が起こり、政府要人はロシアの報復を恐れ、犯人を極刑に処すべく強く交渉しましたが、児島惟謙は大審院長として法律の拡張解釈に反対し、司法権の独立を守り通しました。
後に、貴族院、衆議院議員、第二十銀行頭取となり、明治41年72歳で没しました。
「宇和島城」の門に近づいて…。
その門には「ようこそ 宇和島城へ」という由緒書きがありました。慶長元年~6年(1596~1601)藤堂高虎によって戦国時代の山城から近世の海城へと生まれ変わりました。
当寺は、大半が海に面する地形を巧みに生かした縄張りで、石垣や天守、櫓は元和元年(1615)に入部した伊達家により修築されますが、基本的な城構えは高虎時代のものを踏襲しています。
堀は埋め立てられ、三之丸を始め総郭部分約28万㎡は失われていますが、本丸・二之丸等の郭を含む約10万㎡の城山は、国史跡(昭和12年)に、現存12天守の一つとなる天守は国重要文化財(昭和9年)、南側登城口門の上り立ち門は市指定文化財(昭和38年)に指定されています。
「宇和島城下古絵図」「史跡宇和島城 城内マップ」も掲示してあって…。かつては、海に面した城だったんですね、「宇和島城」は!
「市指定有形文化財 上り立ち門」。城山南側の追手道口に位置し、天守と同じく江戸時代から現存する門で、武家の正門とされる薬医門形式を取っています。
桁行3.6m、梁間2.1mをはかり、現存する薬医門の中では最大クラス。
屋根には伊達家の家紋瓦が葺かれていますが、建築的特徴と木材の化学分析の結果から、藤堂高虎が城造りを手掛けた慶長の初め頃まで遡る可能性があり、国内最古クラスの薬医門となりうる貴重な建物と言えます。
この門は「上り立ち門」というんですね!
「上り立ち門」をくぐると、石段が続いています。
登って行くと、石垣が見えて来て…。
更に進んで行くと、山道のようになって来ました…(^^; 山城だから、仕方がないですが(笑)
坂道や石段を上って行くと、大きな石垣が見えて来て…。
左手に、フェンスで囲われた古墳のようなものが見えて来ました。
こちらは、宇和島市の上水道城山貯水池。ここ城山から、市内に上水を送っているんですね。
立派な石垣が見えて来ました。やっと、お城らしくなってきましたよ~(笑)
その石垣の下にある石段を上って行きます。
石段を上ると、「城山郷土館」があります。
この日は、「うわじま 伊達・偉人展」という展示がなされていたようです。
「城山郷土館」の建物の方を眺めて…。この日はまだ9時前…。この後の行程の列車の時間もあり、ここも素通り…入場無料なのに…(涙)
更に石段を上ります。まだまだ登るのか…(汗)
石段の上に、これまた立派な石垣が見えて来ました♪
この石段を上った所に、「三之門跡」という案内板がありました。
この場所に、三之門があったのですね。
石段を更に上って…(汗)
左に折れて、また石段…(汗)
その石段を上ると…。おお!天守閣が見えて来た~♪ここが本丸になるんですね♪
本丸からの眺め。海が見える♪
「その2」に続く。
宇和島城
愛媛県宇和島市丸之内1-127
https://www.city.uwajima.ehime.jp/site/uwajima-jo/ujoushiro.html(宇和島市HP)
https://www.uwajima.org/spot/index7.html(宇和島市観光物産協会HP)
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