●中日は山本拓実投手(20)、阪神は秋山拓巳投手(29)が先発。阪神は 3回、梅野隆太郎捕手(29)の「2号ソロ」で先制した。秋山は 3回 1安打無失点と好投した。中日は 4回に高橋周平内野手(25)の中前適時打と敵失で 2- 1と逆転、 5回に 4点追加した。先発山本は 6回 2失点で降板した。阪神は「3連敗」を喫し、 2リーグ分立後では96年以来 2度目となる「開幕4カード連続負け越し」となった。借金は「7」。中日は借金「1」。勝ち投手は中日山本で「1勝」目、負け投手は阪神秋山で「1敗」目。阪神が96年以来となる「開幕4カード連続負け越し」を喫した。 4回にマルテ、 5回に糸原が失点に直結する適時失策を犯した。開幕から「2勝9敗」で借金は「7」に膨らんだ。矢野燿大監督(51)は守備の乱れを嘆いた。首位巨人とは「5.5ゲーム」差のままだが、黒星を積み重ねる矢野阪神に危険な数字が迫る。阪神が「リーグ優勝」した過去 5シーズンのうち、首位との最大ゲーム差は64年の「6.5」差。 2日に阪神●、巨人○なら、デッドラインに足が乗る。 9回に飛び出したボーアの来日初アーチが唯一の救い。もう、負けられない。「5位」中日に「3タテ」だけは避けたい。
●近本光司外野手(25)が、今季初めて途中交代となった。「11番中堅」で先発したが、 7回裏の守備で投手の望月惇志投手(32)が「1番」に入り、大山悠輔内野手(25)が 1軍公式戦で初めて中堅の守備に就いた。この日は 5回二死で、中日山本から中前打。 2戦連続の安打としたが、他の 3打席は 2つの遊ゴロと 3直で凡退。矢野監督は近本の途中交代について言葉を濁したが、打率は「1割4分」と、まだ本調子とはいえない状態だ。中日 3連戦の直前、矢野監督は近本の復調を信じ、起用を続ける方針を話していた。清水雅治ヘッドコーチ(55)は近本の背中を押した。前日 6月30日には今季初めて逆方向への安打も出ており、「勝利」のためにも完全復活が待たれる。
●大山悠輔内野手が 1軍公式戦で初めて中堅守備に就いた。「1番中堅」の近本光司外野手が 7回表に 3塁へのハーフライナーに倒れた後、直後の 7回裏から大山が中堅へ。 2度の中前打を無難にさばいた。大山の中堅守備は18年 8月3日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)で守って以来、約 2年ぶりとなった。
●ジャスティン・ボーア内野手(32=エンゼルス)がついに左投手を打ち、「来日1号」をマークした。 9回無死から先頭で中日守護神岡田と対決し、スライダーをライナーで右翼席に運んだ。待ちに待ったB砲が、ようやく火を噴いた。ジャスティン・ボーア内野手に、待望の「来日1号」が飛び出した。 4点ビハインドの 9回先頭。初球だった。中日の左腕岡田が投じた外角 118キロスライダーをとらえた。打球は弾丸ライナーで右翼席に着弾。巨体を揺らしながら、シーズンで初めてダイヤモンドをゆっくり 1周した。試合前の時点で、 2月の実戦から対左腕は「27打席連続無安打」。28打席目にして飛び出した安打が、メモリアルアーチとなった。これで「4試合連続安打」。打線のカギを握る主砲が、ようやく目を覚ました。巻き返しへ気合十分だ。
●秋山拓巳投手の 2月の実戦からの「連続無失点イニング」が、「37」で途切れた。中 5日で先発し、 2回まで完全投球。 3回に 1点の援護をもらい、その裏一死から木下拓哉捕手(28)に初安打を許すも、無失点で切り抜けた。だが 4回1死からソイロ・アルモンテ外野手(31)に右翼線 2塁打を打たれ、暴投で 3進を許した。ダヤン・ビシエド内野手(31)は遊ゴロに抑えたが、高橋に中前に適時打を打たれ、 1- 1の同点に追いつかれた。さらに味方の失策で 1- 2と勝ち越された。秋山は 5回に 3点目を失い、なおも一死満塁でビシエドに 2点適時打を打たれて降板。馬場皐輔投手(25)が救援したが、 2塁・糸原健斗内野手(27)の失策で 6点目を失った。今季 2試合目の登板は 5回途中6失点(自責 4)だった。連続無失点イニングが「37」でストップすると、 5回は 4本の安打と四球で 3点を失い、一死 1、 3塁の場面で降板した。今季初登板だった前回 6月25日ヤクルト戦は 7回途中無失点。安定感を見せてきた秋山でも、悪い流れは止められなかった。
●小川一平投手(23)が、 6回に「3番手」で登板した。 6回に味方打線が 1点を返し、 2- 6の 6回裏にマウンドへ。先頭の木下拓を左前打で出塁させたが、代打の井領雅貴外野手(30)を併殺に取るなど、 2試合連続の無失点で切り抜けた。早くも 6試合目の登板のルーキーは次を見据えた。
●望月惇志投手(22)が今季初めて登板した。 2- 6の 7回に「4番手」でマウンドへ。いきなり先頭の平田良介外野手(32)に中前打。続くアルモンテの打球は投-遊-一の併殺かと思われたが、打球を処理した望月の遊撃への送球が大きくそれ、一死も取れず。だが無死 1、 2塁のピンチで踏ん張り、ビシエドを 2ゴロ併殺。高橋も抑えて無失点で切り抜けた。最速 154キロの速球で押せた投球内容を収穫に挙げた。
記事をまとめてみました。
<中日 6- 3阪神>◇ 2回戦◇阪神 0勝 2敗 0分◇ 1日◇ナゴヤドーム
中日は山本、阪神は秋山が先発。阪神は 3回、梅野の「2号ソロ」で先制した。秋山は 3回 1安打無失点と好投した。
中日は 4回に高橋の中前適時打と敵失で 2- 1と逆転、 5回に 4点追加した。先発山本は 6回 2失点で降板した。
阪神は「3連敗」を喫し、 2リーグ分立後では96年以来 2度目となる「開幕4カード連続負け越し」となった。借金は「7」。中日は借金「1」。勝ち投手は中日山本で「1勝」目、負け投手は阪神秋山で「1敗」目。
5回裏中日1死 1、 3塁、さえない表情でマウンドを降りる秋山拓巳投手=ナゴヤドーム
阪神が96年以来となる「開幕4カード連続負け越し」を喫した。 4回にマルテ、 5回に糸原が失点に直結する適時失策を犯した。開幕から「2勝9敗」で借金は「7」に膨らんだ。矢野燿大監督は守備の乱れを嘆いた。
-守りが乱れた
矢野監督 あれじゃあ、ピッチャーは大変だよね。打線もちょっと点を取れない中で。まあ、痛いし。なんとも言いようがないけど。
選手交代を告げる矢野燿大監督=ナゴヤドーム
-先発秋山拓巳投手は 5回途中 6失点
矢野監督 エラーの点もアキ(秋山)には悪かったし、点を取られないということで、どうしても苦しい投球をさせてしまった。なんとかね、 1点でも少なく頑張ってほしいなと思ったけど、これは打線の絡みと守備の絡みもあるんで。
-新外国人ボーア内野手に待望の 1発
矢野監督 なんでもきっかけにしてもらえればいい。チーム全体として点を取れない、打てないという苦しい中で。
9回表阪神無死、ジャスティン・ボーア内野手は岡田俊哉投手から右越え本塁打を放った=ナゴヤドーム
-大山悠輔内野手が中堅で途中出場
矢野監督 今後というのはゼロではないけど、やれるところでやっておいてもマイナスにはならないんじゃないかなと。
-近本光司外野手が途中交代
矢野監督 まあまあ、それはね、オレが判断することだから。
5回裏中日1死満塁、ダヤン・ビシエド内野手に 2点適時打を打たれガックリの秋山拓巳投手=ナゴヤドーム
あぁ、自滅の虎…。阪神が拙守連発で96年以来となる「開幕4カード連続負け越し」を喫した。 4回にマルテ、 5回に糸原が失点に直結する失策を犯し、試合の流れを手放した。貧打&投壊に加え、課題である守備も乱れて、三重苦で借金は「7」に膨らんだ。
◇ ◇ ◇
もう、何やってもアカンわ…。窮地の猛虎が拙守連発で96年以来、 2度目となる開幕から「4カード連続負け越し」を喫した。開幕から 3度目の 3連敗で「2勝9敗」。借金はあっという間に「7」まで膨らんだ。試合後の矢野監督は力なく話した。「あれじゃあ、ピッチャー、大変だよね。打線もちょっと点を取れない中で。まあ、痛いし。何ともいいようないけど…」。指揮官が「あれ」と話したのは試合を決めた 2つの適時失策だ。
近本光司外野手(右)を含む選手交代を告げる矢野燿大監督=ナゴヤドーム
試合中盤に目を覆いたくなるようなシーンが続いた。 4回、高橋に同点適時打を浴びた直後の二死 1塁。阿部のゴロを捕球した 3塁マルテが 2塁へまさかの悪送球。右翼方向にボールが大きくそれた。カバーに入った糸井も遅れ、ボールは右翼ファウルゾーンを転々。一気に 1塁走者が生還し、勝ち越し点を献上してしまった。
信じられないプレーはこれで終わらない。 4点ビハインドとなった直後。 5回一死 1、 3塁の場面。高橋の 2塁正面への平凡なゴロを 2塁手糸原がファンブル。併殺コースと思われた当たりを適時失策し、 6点目を奪われた。 7回には「4番手」望月も 2塁に悪送球を記録。 1試合 3失策とディフェンスが崩壊した。
7回裏中日無死 1塁、Z.アルモンテ外野手の打球を捕球した望月惇志投手は 2塁へ悪送球=ナゴヤドーム
幸先は良かった。 3回、梅野が先制の「2号ソロ」を放ち、20イニングぶりにスコアボードに得点を刻んだ。さあ、ここからというところで守備のミスが続き、11試合目にして今季 5度目の「逆転負け」。昨季、「12球団ワースト」の「102失策」を犯したが、今季はこの試合まで 2失策。慢性的な貧打に、中継ぎのほころびが目立つなか、ポジティブ要素だった守備が乱れた。
首位巨人とは「5.5ゲーム」差のままだが、黒星を積み重ねる矢野阪神に危険な数字が迫る。阪神が「リーグ優勝」した過去 5シーズンのうち、首位との最大ゲーム差は64年の「6.5」差。 2日に阪神●、巨人○なら、デッドラインに足が乗る。 9回に飛び出したボーアの来日初アーチが唯一の救い。もう、負けられない。「5位」中日に「3タテ」だけは避けたい。
5回表阪神二死、中前安打を放った近本光司外野手=ナゴヤドーム
近本光司外野手が、今季初めて途中交代となった。「11番中堅」で先発したが、 7回裏の守備で投手の望月が「1番」に入り、大山が 1軍公式戦で初めて中堅の守備に就いた。
この日は 5回二死で、中日山本から中前打。 2戦連続の安打としたが、他の 3打席は 2つの遊ゴロと 3直で凡退。矢野監督は近本の途中交代について「まあまあ、それはね、オレが判断することだから」と言葉を濁したが、打率は「1割4分」と、まだ本調子とはいえない状態だ。
中日 3連戦の直前、矢野監督は近本の復調を信じ、起用を続ける方針を話していた。「信じてというか、もちろん我慢して。我慢というか、使っていくつもり」。
7回終了でベンチに戻る大山悠輔内野手(背中)を迎える近本光司外野手(右)=ナゴヤドーム
しかしこの日、ついに途中交代に踏み切った。開幕前から矢野監督は「2番近本」構想を掲げていたが、開幕 3戦目の21日から近本を「1番」で起用。その日に先頭打者弾を放ったが、リードオフマンの状態は上がらず、打線全体も苦しんでいる状況だ。
清水ヘッドコーチは「ヒットが出たらまた変わるんだろうし、チカはやってもらわないと困るんで。とにかく前向きに。何も怖がることはない」と近本の背中を押した。前日 6月30日には今季初めて逆方向への安打も出ており、「勝利」のためにも完全復活が待たれる。
大山悠輔内野手が 1軍公式戦で初めて中堅守備に就いた。
「1番中堅」の近本光司外野手が 7回表に 3塁へのハーフライナーに倒れた後、直後の 7回裏から大山が中堅へ。 2度の中前打を無難にさばいた。
近本は開幕から中堅先発を続けているが、「打率1割4分」と苦しんでいる。
7回から中堅を守る大山悠輔内野手=ナゴヤドーム
大山の中堅守備は18年 8月3日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)で守って以来、約 2年ぶりとなった。
矢野監督は試合後、中堅大山について「今後というのはゼロではない。やれるところでやっておいてもマイナスにはならないんじゃないかな、と」と説明した。
9回表阪神無死、「右越え本塁打」を放ったジャスティン・ボーア内野手=ナゴヤドーム
ジャスティン・ボーア内野手がついに左投手を打ち、「来日1号」をマークした。
9回無死から先頭で中日守護神岡田と対決し、スライダーをライナーで右翼席に運んだ。
「うれしかったよ。右左関係なく、自分のスイングができてホームランになって良かったです」
試合前の時点で、 2月の実戦から対左腕は「27打席連続無安打」。28打席目にして飛び出した安打が、メモリアルアーチとなった。
これで「4試合連続安打」。
「チームが勝てていないので、勝つためにもっと打たないといけない。どうやって今からチームが勝っていくのか、どうやって自分が力になれるのかを考えてやっていきたいと思います」と巻き返しへ気合十分だ。
9回表阪神無死、「右越え本塁打」を放ったジャスティン・ボーア内野手=ナゴヤドーム
待ちに待ったB砲が、ようやく火を噴いた。ジャスティン・ボーア内野手に、待望の「来日1号」が飛び出した。 4点ビハインドの 9回先頭。初球だった。中日の左腕岡田が投じた外角 118キロスライダーをとらえた。打球は弾丸ライナーで右翼席に着弾。巨体を揺らしながら、シーズンで初めてダイヤモンドをゆっくり 1周した。
「うれしかった。自分のスイングができて、ホームランになって良かったよ」
開幕から11試合、39打席目でようやく飛び出た初アーチ。ボーアはサラリと振り返った。
左腕から打ったことにも意味がある。本塁打の打席まで、春季キャンプ中の初実戦から対左投手は「27打席無安打」。シーズンでも「9打数無安打」だった。「左アレルギー」が騒がれ、相手の先発が左腕の場合にはスタメンを外れる試合もあった。それだけに、周囲の不安を和らげる一振りにもなった。
9回表阪神無死、右越えに「来日1号」を放ったジャスティン・ボーア内野手=ナゴヤドーム
優しき助っ人はバットが不調でも、明るさは絶やさない。「ゲームに集中するだけ。打てないことにストレスはないよ。自分のスイングを信じるだけさ」。日頃の練習ではチームメートの名前を日本語で呼ぶなど、積極的にコミュニケーション。エラーをしても、打てなくても、人前で決して下は向かない。 8回守備前のボール回しでもマウンド上の22歳望月に近寄ってボールを渡し、声をかけて鼓舞していた。
「開幕4番」から不振で打順を下げていたB砲の 1発。矢野監督は「何でもキッカケにしてもらえればいい」と評価した。「4試合連続安打」で調子は上向きつつある。首脳陣も日頃から話すように、打球の角度が調子のバロメーターを示す。ボーアは「チームが勝てていないので、勝つためにもっと打たないといけない。(勝利のために)どうやって自分が力になれるのかを考えてやっていきたいと思います」と力を込めた。打線のカギを握る主砲が、ようやく目を覚ました。
9回表阪神無死、「右越え本塁打」を放ったジャスティン・ボーア内野手を迎える矢野燿大監督=ナゴヤドーム
ドロ沼の阪神。なかなか浮上しないチーム状態のなか、ボーアに待望の来日初アーチが飛び出した。
真弓 これだけ負けが込むと、打つほうも、守りでも、あまり言いたくないがベンチにも、もろに硬さを感じるね。だれもがマルテ、ボーア、サンズの外国人トリオが打たないと勝てないと思っているはずだ。ボーアに本塁打が出たのは明るい材料といえる。
ボーアが左の岡田から本塁打を放ったのは 9回だった。だが前打席の 6回無死 1、 2塁の場面は、右の山本に遊ゴロに仕留められていた。
真弓 これもチームが萎縮しているのと同じくランナーを背負っていると硬くなるんだろうね。バットをボールの軌道に早く入れたがっている。要するにバットが下から出るわけだが、そうすると大事に打とうと、少しだけバットが遠回りして、フライになるんじゃなくてゴロになってしまうんだね。もっと開き直って打てばいいんだけど。
最悪の遊ゴロ併殺が「暗」とすれば、次打席の 9回の 1発は「明」だった。この回先頭で走者はいなかった。
真弓 ボーアのホームランはストンとバットを落としただけで飛んでいったでしょ。まぐれ? そんなことだれも言ってない。少し泳ぎ気味で、ややヘッドが遅れ気味だったが、自然とバットが出たんだ。なにも考えないで、迷うことなく打ったということさ。
これを契機にボーアは上昇してくるのか。“真弓流”にアドバイスするとしたら?
真弓 おそらく来日してから、いろいろ言われているだろうが、もっとのびのびやらせたいな。見逃しも、空振りも、凡打も一緒だから、とにかく自分のバッティングをしろと言ってあげたいね。
中日打線を相手に力投する阪神先発の秋山拓巳投手=ナゴヤドーム
秋山拓巳投手の 2月の実戦からの「連続無失点イニング」が、「37」で途切れた。中 5日で先発し、 2回まで完全投球。 3回に 1点の援護をもらい、その裏一死から木下拓に初安打を許すも、無失点で切り抜けた。
だが 4回1死からアルモンテに右翼線 2塁打を打たれ、暴投で 3進を許した。ビシエドは遊ゴロに抑えたが、高橋に中前に適時打を打たれ、 1- 1の同点に追いつかれた。さらに味方の失策で 1- 2と勝ち越された。
秋山は 5回に 3点目を失い、なおも一死満塁でビシエドに 2点適時打を打たれて降板。馬場が救援したが、 2塁・糸原の失策で 6点目を失った。
今季 2試合目の登板は 5回途中6失点(自責 4)だった秋山は「自分自身で苦しい投球にしてしまい、大事なところで粘りきれず悔しい投球となりました」と振り返った。
ダヤン・ビシエド内野手に 2点適時打を浴び降板する秋山拓巳投手=ナゴヤドーム
2月の実戦から「ゼロ行進」を続けていた阪神秋山が、通算38イニング目で失点を喫した。「自分自身で苦しい投球にしてしまい、大事な所で粘り切れず悔しい投球となりました」。味方の失策も絡み、 4回 1/3、 7安打 6失点で今季[1敗」目を喫した。
初回、 2回は危なげなく 3者凡退。 3回も無失点で切り抜けたが、 1- 0の 4回一死からアルモンテに右越え 2塁打。自身の暴投で 3塁へ進まれると、二死 3塁から高橋に同点の中前適時打を許し、なおも二死 1塁からマルテの悪送球で 2点目を失った。
連続無失点イニングが「37」でストップすると、 5回は 4本の安打と四球で 3点を失い、一死 1、 3塁の場面で降板した。今季初登板だった前回 6月25日ヤクルト戦は 7回途中無失点。中 5日での登板となった右腕に、矢野監督は「エラーの点もアキには悪かったし、点を取られないということで、どうしても苦しい投球をさせてしまった」。安定感を見せてきた秋山でも、悪い流れは止められなかった。
阪神「3番手」の小川一平投手=ナゴヤドーム
小川一平投手が、 6回に「3番手」で登板した。
6回に味方打線が 1点を返し、 2- 6の 6回裏にマウンドへ。先頭の木下拓を左前打で出塁させたが、代打の井領を併殺に取るなど、 2試合連続の無失点で切り抜けた。早くも 6試合目の登板のルーキーは「先頭バッターを出したあと、落ち着いて投げることができたのはよかったです。ただ回の先頭バッターを簡単に出してしまったのは反省点なので、次回の登板に生かせるように頑張ります」と次を見据えた。
望月惇志投手が今季初めて登板した。 2- 6の 7回に「4番手」でマウンドへ。いきなり先頭の平田に中前打。続くアルモンテの打球は投-遊-一の併殺かと思われたが、打球を処理した望月の遊撃への送球が大きくそれ、一死も取れず。だが無死 1、 2塁のピンチで踏ん張り、ビシエドを 2ゴロ併殺。高橋も抑えて無失点で切り抜けた。
阪神「4番手」の望月惇志投手=ナゴヤドーム
望月惇志投手が今季初登板で、2イニングを無失点に抑えた。
7回に「4番手」で登板。先頭の平田に中前打を打たれ、自身の悪送球もからんで無死 1、 2塁のピンチを招いたが後続を断った。 8回はこの日 3安打の木下拓を三振に取るなど、中日に追加点を許さず。「今シーズン初登板で自分の持ち味であるストレートでどんどん押していくことができたのはよかったです。また明日からも、投げる場面は 0点で抑えられるように頑張りたいです」。最速 154キロの速球で押せた投球内容を収穫に挙げた。
※ 7月 2日の予告先発は、中日・ 岡野祐一郎投手(26)ー阪神・オネルキ・ガルシア投手(30)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。
2020年 オープン戦 最終順位表
2020年 公式戦 順位表
2020年 公式戦日程と 結果 (06月)
2020年 公式戦日程と 結果 (07月)
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