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先日、『GOOD LIAR(グッドライアー) 偽りのゲーム』の試写会に伺ってきた。2020年2月7日(金)に公開するワーナー・ブラザース映画配給の作品だ。 グッドライアー 嘘・嘘・・・ Who is the GOOD LIAR? 「これがオトナの騙しあい」人は誰でも秘密がある。最後まで嘘をつく。(フライヤーより引用)  嘘には、相手を守るための嘘や自分を守るための嘘や相手を騙すための嘘がある。たわいもない誰のためにもならない嘘もある。無意識についてしまう自分自身でさえ気づかないわずかな嘘もあるかもしれない。  そもそも、生まれて来てから一度も嘘をついたことがない人はいるだろうか?なんて、ご招待いただいた後、タイトルから自分なりにイメージを膨らませていた。  この作品は、冷酷な詐欺師と夫をなくした資産家のお話。オトナの騙しあいがテーマということで、筋書きは分かったような気になって観に行った。だが、始まってみると期待を綺麗に裏切ってくれた。予想していたよりも複雑。たくさんの細かい伏線が張り巡らされており、それが思わぬ方向にストーリーを導いていく。最後まで油断できない。私は完全に騙された!  久々にアドレナリンが出たよ〜。英国が誇る名優2人が繰り広げる美しく、せつなく、驚きに満ちたサスペンス。老カップルのお茶目な掛け合いから、肝を冷やすシーンまで、濃密な2時間弱はあっという間に過ぎていった。  物語に関しては、まだ公開されていない作品なので、表現に悩んでいる。決してネタバレしないようにしなければいけない!と感じている私。公開後は、もう少し踏み込んだ感想を書いてみたいと思う。  ということで、最後にグレイヘア世代の私としての映画全体に関する感想を。 「主人公がかなり大人な男女のカップルでも、こんな本格的なサスペンス映画ができるんだ!」と嬉しい気持ちでいっぱいになった。今の日本では還暦を前に、用済みとのレッテルを貼られてしまったような気持ちになっている同世代の人々が多いのではないだろうか。髪も白くなり始め、知力・体力が衰えて来て、以前ほど社会の役に立っているとも思えなくなってくるお年頃。そんな私たちグレイヘア世代にとって、勇気をもらえる作品だった。その気になれば、まだまだ恋も仕事も現役で頑張れるぞ〜。 日本でもこんなオトナな映画がたくさん出来たらいいのになぁ〜。次はヘレン・ミレンの本格ラブストーリーも観てみたい。 2020年02月07日(金)公開 『GOOD LIAR 偽りのゲーム』 原題:THE GOOD LIAR 配給:ワーナー・ブラザース映画 #グッドライアー goodliar.jp Instagram : warnerjp_official Twitter : @warnerjp

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