大阪・十三を舞台にした
「かぞくのひけつ」
昨年は朝のテレビ小説
「芋たこなんきん」で
大阪が舞台
来年公開の「おばちゃんチップス」は
大阪のミナミ代表作品なら
こちら「かぞくのひけつ」は
大阪のキタ代表。
十三を舞台に
人情物語、現代版「夫婦善哉」が
繰り広げられます。
夫婦間の話だけではなく
息子、賢治を取り巻く
愛情、友情、人情も
しっかりした形で描かれています。
この作品は
ほんとうに「コミカル」という表現が
似合います。
笑かそうとしているのではないけど
自然体な、内容、演技が
笑いを誘いますよ~
大阪以外でどうやろ?
十三以外でどうやろ?
という疑問はありますが
関西の人には見ていただきたい作品です。
映画の中に出てくる映画館
「第七芸術劇場」で観ているという
不思議なリアル体験もでき
劇場を後にしたら
ロケ現場を歩いて帰るという
臨場感も体験できます。
まだまだ上映中です。
喜劇が少なくなった邦画界
昔「寅さん」を正月に楽しんでいた方には
そのピンチヒッターとして
楽しませてくれる作品です。
出演の秋野陽子さんの演じる
女性像に共感できます。
あの人もゲスト出演しています。
「第七芸術劇場」