こんにちは!桐川右煌です。
今回のお題は『釘を刺す』。
今日の記事も同じような内容です
時折あることなんですが…
既にお客様の鑑定前に、神様から【釘を刺さ】れることがあります。
とある日などは、こんな風でした…
神様「今からくる客だがな、ろくでもない男と付き合っている。
とにかく関わらないように言うんだぞ」
桐川「マジですか
ってか、鑑定前から神様、だいぶキレッキレですねー」
神様「ホント、なんであんなヤツと付き合ってるんだろうな…
趣味が悪いというか、何というか…」
桐川「神様、何をブツブツ言ってるんです?
じゃあなるべく関わらない方向で話をさせて頂きますが…
これって、誤情報じゃないですよね?」
神様「誤情報をわざわざ言いにくるバカがどこにおる!
私の情報は確かだぞ!」
桐川「いやですね、鑑定時間外での神様とのやりとりでは、なんかイマイチ自分の感覚が信じられないので…
とにかく!鑑定で出たまま申し上げますね。」
神様「ああ、それでいい。
しっかり頼むぞ!」
こんな感じで、鑑定前から神様に【釘を刺さ】れてしまったのですが…
そうこうしているうちに、張本人であるお客様がやってきました。
桐川「本日はどのようなことを観させて頂きましょうか?」
お客様「今付き合っている彼氏と結婚するつもりなんですが…
それは観ないでおこうかなって思ってるんですよね…」
桐川「結果が悪かったら凹むからですか?」
お客様「はい。だから私の仕事運だけ観てもらおうと思っています。」
で、早速、桐川占ってみましたら…
仕事運は良いのですが、お客様は問題のある男性としか縁がなく、またお相手の男性には悩まされて別れてしまうという宿命を持っており、神様の前情報と一致しまして。
桐川「…やっぱりか!
じゃあ誤情報ではないってことね…
でもお客様は『彼のことは観ない』って言ってるのに、彼と関わらないように言うのは…
流れ的にかなり無理があるんですけど!」
神様「大丈夫だ!
オマエは鑑定で出たまま伝えるのだ!
そのことだけに集中しろ!」
桐川「だいぶ嫌な予感しかしないんですが…
わかりました。やってみます…」
…というワケで、神様の言う通りに鑑定を進めてみました。
お客様「彼と結婚したら、一緒に住む予定の家でネイルサロンをしようと思っています。
一緒に住む家で開店出来たら、費用も抑えられるし、やっていけると思うんです。
なので、そのネイルサロンが上手くいくかどうかを観て下さい!」
桐川「仕事運は良いんです。仕事運はね…
ですがもしですよ…ネイルサロンは上手くいっているのに、彼氏とは別れなければならなくなった場合…貴女はその家に残って家賃も全て払いながらネイルサロンを続けられるんですか?」
お客様「いや、別れるとか…そんな風には考えたことはなくて…ただ、私は好きなことを自宅で出来たらいいなぁって…それが夢でしたから…」
桐川「何度も言いますが、貴女の仕事運は良いんです。
ネイルサロンを開いても立派にやっていけるでしょう。
ですがなぜそこに彼氏が絡んでくるんです?」
お客様は俯いてしまわれました
でも桐川、神様のご指示通りに鑑定で出たままをお伝えしなければなりませんので、容赦なくお客様に追い討ちをかけます
桐川「貴女に縁のある人は貴女を悩ませる人で、貴女とは縁が切れていくし、乗っかって上手く行く訳はありません。
だったら彼を頼らず、自分で自分の道を切り開くのがベストです。
例え彼と別れても、自分のしたいことが無くならないように、彼と自分の夢とを絡ませないようにしないといけません。」
ここまで言うとお客様、少々厳しい表情になってきまして
ですがお客様はめげずに、今後どのように行動したらご自身の夢が叶うのかについて聞いてこられました。
ご要望通りに占ってみますと…
『彼のことは絶対にあてにしてはならない』
そう顕著に出ています
桐川「神様、まだ言い足りないんですか?
かなりキツい感じで出てますけど…」
神様「この者にとっては大事なことだからな!
怯まずちゃんと伝えるのだぞ!」
桐川「もういいじゃないですか!
いい加減しつこいです!」
神様「グダグダ言わんと、早よ伝えんかー」
そう言われてしまったので、桐川、最後にお客様にトドメの一言『彼のことは絶対にあてにしてはならない』を言わねばならず…
それを聞いたお客様は、顔を引きつらせながら帰っていかれました…
桐川「彼のことは観ないと言って、彼の鑑定自体を拒否っているお客様にも、神様ってホント容赦ないですよね〜」
神様「当然だろうが!
一番大切なことは、拒否されようがなんだろうが、ちゃんと伝えねばならないよ。」
桐川「今回もご指示通りに何とか頑張りましたけど…
神様ってホント強引
聞かれてもないこと、それも一番言われたくないことを言わなければならない私の立場に対しては、ご配慮とかはないのですか?」
神様「オマエの役目はそういうものだから、相手がどんな反応をしようが関係ない。
なぜ私がオマエに配慮せねばならんのだね?
逆に私に配慮するのがオマエの立場だろうが!」
…私も思わず、顔、引きつりそう
以前『神様の主張』や『余計なお世話』でも書いていますように、一旦神様が言え!となったら、もうどんな状況でも止まりません
それに今回の場合のように、すでに鑑定前から【釘を刺さ】れることもあります。
ですが、それ程強く言われるということは、神様が心から心配し、その方の幸せを強く願っておられるからに他ありません。
その想いがわかるからこそ、桐川も神様に協力しているのですが…
お客様がそれに気づいて、より幸せになられることを、私も心より願っております