静岡県掛川市日坂(にっさか)は、江戸時代に東海道五十三次の25番目の宿場 日坂宿(にっさかしゅく)が整備されました。

江戸時代の旅籠(はたご)「川坂屋」(かわざかや)が現存し、一般公開されています。

「川坂屋」は寛政年間(1785〜1800年)に、問屋役を務めたことがある斎藤次右衛門が始めました。

現在の建物は、江戸時代後期の嘉永5年(1852年)に発生した、日坂宿大火の後に再建されたものです。

旅籠「川坂屋」
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旅籠「川坂屋」 無料駐車場の地図
静岡県掛川市日坂

アクセス
・東名高速道路 掛川ICより車で約20分

旅籠「川坂屋」
静岡県掛川市日坂149‐1
開館時間 10:00〜16:00(入館は15:30まで)
開館日 土・日および祝日(年末年始、臨時休館日などを除く)
入館無料
変更・中止になる場合があります。
最新情報を確認してから、お出かけ下さい。

旅籠「川坂屋」と駐車場
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「川坂屋」と国道1号線日坂バイパス
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建築当初(幕末・想定復元) 平面図
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広敷の帳場
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台所
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竈(かまど)
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みせの間
 衝立(ついたて)の書は、西郷隆盛の弟で明治時代の政治家・軍人の西郷継道(1843〜1902年)が、明治21年(1888年)夏に宿泊して書いたものです。
「以静侍譁 戊子夏日 南浦漁者」
(せいをもって かをまつ ぽしかじつ なんぽぎょしゃ)
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みせおく
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上段の間(一の間)
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上段の間(二の間)
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二の間 襖(ふすま)の書
 襖の書は、幕末から明治初頭に活躍した幕臣「幕末の三舟(さんしゅう)」の一人(あと二人は勝海舟、高橋泥舟)、山岡鉄舟(山岡鉄太郎高歩(やまおか てつたろう たかゆき))によるもの。
「幕末の三舟」は、書の達人としても知られています。
慶応4年3月9日(1868年4月1日)、勝海舟に推薦された山岡鉄舟が、駿府(静岡市)に駐留していた官軍の西郷隆盛と、「江戸城明け渡し」の基本合意を取りつけました。
3月13・14日には、薩摩藩江戸藩邸(東京都港区)で勝海舟が西郷隆盛と会談を行ない、江戸無血開城を実現。
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階段
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<二階>
二階の間
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二階の座敷
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