バッファローウイングを焼いた日、夫婦して一心不乱に手羽を食べ過ぎ、せっかく焼いたコーンブレッドは半分以上残ってしまいました。
焼けば旦那も私も美味しく食べるけれど、コーンブレッドってそんなに好きなパンではない。パサパサ感がいまいち苦手。なもんで、残ったコーンブレッドを翌日以降そのままで食べ切るのはちょっときつい!何かにリメイクできないかネット検索していました。
そこで目に留まったのがアメリカ南部料理の1つ。以前から名前は聞いて知っていたけれど、食べてみないものではなかったので作ったことがない。でも、その料理に利用できそうなクリームシチューも残っていたし、初トライで作ってみたの。したら、これが最高に旨い!
コーンブレッドドレッシング風
ドレッシングと言うとサラダにかけるもの。でも、この料理はドレッシングと名付けられていても、サラダにかけるドレッシングとは全く違うものです。なんでドレッシングなんて呼ぶんだろう...?
いわゆる、七面鳥や丸鶏のお腹の空洞に詰めて焼くスタッフィングを、グラタン皿で別途焼いたものなのです。
私にはフレンチトーストはNG。食べてみたいと思って作っても、2口くらい食べると胸焼け。イギリス伝統のデザートブレッド&バタープディングは好きなのに、フレンチトーストに似たストラータと呼ぶ、アメリカ人のブランチ料理もいまいち苦手です。
このコーンブレッドドレッシングはそのストラータにちょっと似ています。チキンストック、クリームチキンスープ、卵に、コーンブレッドを混ぜ込んでオーブンで焼きます。日本で呼ぶパンプディングを、パンの代わりにコーンブレッドを使って焼いたような料理です。
美味しくなくて全部食べ切れなくてもいいやと、覚悟の上で作ったんだけれど、ビックリしたよ!コーンブレッドとして食べるより、コーンブレッドの風味が益々アップし、且つ、しっとりしていて最高に美味しい!
フレンチトーストやストラータのように、胸焼けもしなかった。それどころか、パクパク、なんぼでも食べれちゃった!
これからはこの料理を作るためにコーンブレッドを焼き、翌日は多めにクリームシチューを煮て、2つ併せてリメイクしなくちゃと思うほど、私的には大ヒットな料理でした。
今回はこちらのレシピで焼いたコーンブレッドを、16等分して夕飯に7切れ、残った9切れを使って作りました。なのでレシピの半分強のコーンブレッドを使ったことになりますね。
まずそのコーンブレッドを1cm角程度に切り分けます。
クリームシチューは基本こちらのレシピでルーから作りましたが、市販のルーで作っても良いでしょう。但し、ローリエの風味が出来上がったコーンブレッドドレッシングを更に美味しくするので、必ず1葉加えてシチューを煮込んでくださいませ。
自分で作るルー、市販のルーに関わらず、シチューの濃度が濃過ぎる時は、牛乳を少し足して緩めると良いでしょう。
残った冷たいシチューは550ml程ありました。そこに溶き卵2個を加えて混ぜ合わせます。
このシチューと卵のミックスをコーンブレッドに加えて混ぜ合わせたら、オーブン調理可能なグラタン皿に移します。私はいつも通りダイソーの300円商品・20x20cm位の耐熱グラスの器に移しました。
で、私は表面にこんがりと色をつけたかったので、パルメジャーノレジャーノをたっぷりトッピングしました。すぐに焼いても良いけれど、ストラータ同様にしばらく浸けたほうが良いかなと思ったので、冷蔵庫で1時間近く寝かせました。
後はキッシュなどと同様に、190度のオーブンで40~45分焼くのみ。
焼き上がったコーンブレッドドレッシングはめさめさ美味しそう!ローリエの香りもとっても良い。
七面鳥のお腹に詰めて焼くスタッフィングだから、やっぱメインは鶏料理じゃなくちゃで、胸肉を使いこんなお料理をメインに作りました。これがまた最高に美味しかったので、次回のブログで別途作り方をご紹介します。
こういうことを言うとアメリカ人やアメリカにお住いの方、アメリカ通の方からお叱りを受けますが、アメリカ料理と聞くと、私は食わず嫌いに結構否定しちゃう人なのです。4年住んで、これは美味しいと思う料理があんまりなかったからね...
でも、その考えを正さないといかんと思いました。私の作ったのは所詮『風』でしかないけれど、このアメリカ南部の伝統料理は最高に美味しい!
鶏料理のサイドディッシュとしてだけじゃなく、ストラータ同様朝食やブランチにもお勧めです。
私の作った量は、サイドディッシュとしては4人分優にあったので、まだ1/3ほど残っています。今朝冷たくなったコーンブレッドドレッシングをちょっとつまみ食いしたら、冷たくても全然美味しい。
今日のお昼に残りを食べるのが楽しみだ!!!
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