先日、チェックしたサイトでこのような記事を発見し、深く共感した。
読書ノートとは、その名前のとおり、読んだ本の要点や感想を記したノートをいう。ビジネスパーソンにとって、ビジネス書を読むことは自己成長のために欠かせない。しかし、次から次に本を読んでも、その内容が頭に残らなければスキルとして役立てることができず、単なる自己満足に終わってしまうだけ。
それを防ぐための有益な方法が読んだ本の内容をノートに記入すること。例えば、私の場合、読書をしながら、以下の事項をノートに記入している。
①NO.
②日付
③本のタイトル
④ジャンル
⑤著者
⑥出版社
⑦出版日
⑧内容(ポイントや気に入った言葉など)
⑨自分の感想
もちろん、読書ノートを書きっぱなしで済ませてしまうと、あまり意味がない。読書ノートを定期的に読み直して、本の内容を繰り返してインプットし、考えや感想なども補足的に記入していく。私の場合、忘れないようにスマホのto doアプリに定期的なタスクとして登録しており、毎週日曜日に2ページ分の読書ノートを読み直している。
この習慣はもうかれこれ10年ほど継続している。ただし、読書ノートの最大の欠点は、アナログ的なノートというツール上、検索が苦手なこと。その欠点を補うため、私はGoogleドライブに上記の①~⑤を記入したスプレッドシートを保存している。「この本は何冊目のノートに記録したか」を知りたい場合、スマホでGoogleドライブにアクセスして、検索すればよいだけ。もちろん、目次(デジタル)と内容(アナログ)という二元管理よりも、EVERNOTE(デジタル)に本の内容全てを集約すれば、保存や検索は容易だが、どうしてもアナログ的な「書く」という行為から離れられない。それは「書く」という行為は、「考える」ことにつながるし、長い目で考えると、思考力の鍛錬になるからだ。
このように、読書ノートの記録と読み直しを継続すれば、ビジネス書を何度も読み返すことになり、スキル習得に役立つと思う。