ライフイベントで悩む女性の心を、
メンタルケアと睡眠指導で軽くする!
心理カウンセラーの今井さいこです。
2~3か月前のことになりますが、
ふとした拍子に突然、小さい頃の記憶がよみがえりました。
『私は絶対に専業主婦になって、子どもに『おかえり』って言ってあげるんだ!』
あまりに突然記憶の引き出しが開いたので、
「これって私の記憶?」としばらく考えたほど。
嘘でしょー!衝撃的!!
「子どもは親の背中を見て育つ」と、
一生懸働いてきた母の背中を追っていた私。
家事が苦手すぎる私には専業主婦とか無理、と思い続けてきた私。
子どもの頃はそんなこと思っていたんだ。
そういえば遠い遠い記憶の中にそんなこと思っていた自分が見えるような。。。
そんな私の記憶に呼応するように、息子が
「お休みの日にママにお仕事行って欲しくないの」
と泣きわめく。
鍵っ子だった私は、
母に「お仕事行かないで」って言いたいときがあったのかな。
自分の気持ちと向き合う時期だと感じました。
きっと最近の上京が私の引き出しを開くきっかけになっているはずだから。
そう考えて、しばらく内省する日が続きました。
そして、気づいたこと。
子どもともっと向き合いたい。
子どもと一緒に過ごしたい。
一緒にいるときはきちんと目を見てお話したい。
それまでは、
子どもがしつこくねだるから仕事を後回しにする、
こどもが風邪をひいたから仕方なく仕事をキャンセルする、
そんな風に仕事ができない理由を子どものせいにしていたような気がします。
でも、よくよく自分の気持ちと向き合うと、
仕事を後回しにしても子どもといたいと思ったのは私。
仕事をキャンセルしてでも風邪をひいた子どものそばにいたいのは私。
そんな気持ちに気づいたのです。
そのことに気づいてからは、
仕事に向き合うときも、子どもに向き合うときも、
どちらも素直に「楽しい」と思えるようになりました。
そしたら、
子どもも「お仕事行かないで」と泣きわめくことがなくなりました。
もちろん子どもなりに我慢したり妥協しながら送り出してくれていることを理解しつつ、
私がいないときには子どもに100%向き合ってくれる旦那にも感謝をして、
私はこれからも仕事に全力を注ぎたいです!
子どもが「仕事に行かないで」と泣くと、
仕事を取るのか、子どもを取るのか、
と悩むワーキングマザーも多いと思います。
でも、
自分の心としっかり向き合ったうえで子どもともしっかりと向き合い、
どちらも取る選択をしてもいいのではないかと、私は考えています。
目に見える景色だけを見て人生の選択をするのではなく、
自分の本当の声にも耳を傾けていきましょう。