独立型ケアマネジャーを立ち上げて10年が経過しました。仕事的には様々な出会いの中で生き方を学び、自分自身の人生に大きく影響してきました。そもそも独立自体も道も介護を始めた25年前から始まっていたのかもしれません。無論、楽しいことばかりではなく、たくさんの看取りや孤独死、介護放棄など、個々レベルの問題ではなく、社会問題についても考えさせられることが多い日々。
更には、仕事のみならず経営については、独立型ケアマネジャーのような小さな事業体では、ボーナスどころか、社会保険は折半ではなく全額支払いなので将来の蓄えができるような形態ではありません。未来の介護保険制度も不安要素は多いです。開設した当時から10年、今も独立型ケアマネジャー開設の相談を受けますが、最後の経営の部分で諦めていった方も多いです。特別処遇改善加算で介護職の地盤は少しできたにしても、昨今ケアマネジャーの受験者数や就業者数は恐ろしいほどの落ち込み。追い打ちで主任ケアマネ(5年以上実務)管理者の義務化。厚労省は想定内と言っていますが…、コロコロと変わる制度に世の中の不満は多いように思います(利用者さんの声からしても…)。
そんな現場に長くいて、辞めたいかといえばそうではない。
私は今の生き方を幸せに思っています。
ワークライフバランスではない、ライフをブレンドして考えるからです。
このことは、サラリーマンであってもできることだと思っています。
ありがたいことに、年末年始、3回ほど市民講座でバランスの話しをします。
コツコツと、幸せに生きるヒントを発信していきたいと思います。
独立を支援した方から最近手紙をいただきました。
こんな小さな会社にご縁をいただき、感謝をいただく。
今も続ける原動力なのかもしれませんね。
昨晩は家族で、「オレキャラバトル」