平成2年までは自衛官は定年後すぐに年金をもらえていたようです。 | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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自衛隊員の定年は早くて現状では52歳からです。これは延長され55歳になる予定です。

この後の厚生年金がもらえるまでの間、若年給付金では生活を維持できないため再就職するわけですが、50代の再就職はツライですよね。

できたら、定年と同時に恩給を!

と言っていたら、

平成2年の年金法改正までは定年後すぐに厚生年金がもらえていたんだそうです。これは恩給制度からの名残であり、危険職であり体に負担のある職種である以上当然のことだったと思います。

なんで、ここで年金をもらえなくしたんでしょ。

その改悪で年金がもらえず、50代で再就職しなければならなくなったのだとか・・

この代わりに、わずかな若年定年給付金というものがもらえます。

自衛官の退職年齢が早いためにそれを補うための若年定年給付金 
定年時に1曹クラスで給付金の平均は1,000万円前後だとこちらのサイトに書いてあります。 
これだと65歳年金もらえるまでと考えると毎年と考えると77万ほどですね。ツライな。定年が伸びると年数が減るのでこれがさらに減ります。

なんで、自衛官に退官後すぐ年金を出す制度を変えたのか?

こういう自衛官の待遇の改悪を繰り返したせいで、自衛官が人気のない職種になってしまったんですね。よくわかります。

恩給なのか、もう一度厚生年金の特例を設けるのか、制度の名前はわかりませんが、退職後すぐに年金がもらえるようにすべきです。

もしくは65歳まで、高齢でも働ける事務系の職種をもうけて定年延長すべきです。(国民保護法対応や災害の窓口として地方へ派遣してもいいんじゃないですかねー。またこれから日本海の難民対応窓口も警察じゃキビシイところもあります。)


定年延長や恩給の話をすると、自衛官や自衛官OBから

「制度は現状こうなっているのだから、そんなことは言っても無理だからあきらめよう」とか、「定年延長して60代で戦闘職させるのか?無茶を言うな!」という人もいますが、

落ち着いてください。

自衛官は制度があれば制度を守ることが必須で、制度について文句を言ってはいけないというルールになっています。でも、自衛隊以外の我が国では言論は自由です。

今の制度について現状では問題点が多いから改善すべきであり、それには様々な方法があるということを提示し、「それを良くするために定年延長なら高齢でも働ける職業が必要だね。自衛官が働ける場を国や県などで考える方法はないだろうか?」というような発想を出すのがOBや自衛隊関係者の役割ではないでしょうか?

「65まで働かせるのは許せん。65で戦闘できるのか?やってみろ!」ということを一方的にいっても話は始まりません。

50代定年以降で戦闘職種に配置があるのかどうかは知りませんが、もう少し若い段階で戦闘職種から退くのが普通だと思います。

この場合、自衛官の苦悩を解決する方法は2つだと思っています。
この2点についてできるできないは別として、最も良い方法。可能な資金源。改正すべき法令名などを参考資料で教えていただければなと思います。賢い幹部、OBの皆様のご協力 ご鞭撻をおねがいします。また見落としていることもあるかと思いますのでもっと良い解決策などがあればコメント欄で教授いただければなと思います。



〇定年延長して65歳まで働ける。高齢の自衛官のための職業を国が作り出す。(国民保護法や防災の地域とのパイプ役が一番だとおもってます。)
〇50代の定年後すぐに年金がもらえるようにする。もしくは若年給付金を増額する。若年給付金の変換制度を廃止する。恩給制度をつくる。

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自衛官の待遇改善については自衛官の賢い知恵があってことだとおもうのです。どうぞよろしくお願いします。