自衛隊の制度の何を変えればほっとしますか? | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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自衛官守る会からお知らせです。

私達が自衛隊員の待遇改善活動を始めて5年ほど経過しました。

そして来る5月1日。
新元号「令和」の時代を迎えるのと同時に、当会は6年目の一歩を踏み出します。
今後も地道に、かつ穏やかに、現場の隊員さん達が困っている事案を拾い集め、精査した上で政治の世界に働きかけていく所存です。
どうぞ今後とも温かい目での見守り、及びご支援をよろしくお願いいたします。


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ところでこういう活動をしていますと、自衛隊の現役・OBなど『当事者』達からのご意見を頂く事が多々あります。

しかしながら、モノの言い方の差なのか、あるいは本当に無理だと思い込んでいらっしゃるのかはわかりませんが、結果的に「改善は無理」という趣旨のお話が多いように感じます。

というわけで、例を上げてみますね。
「守」が私達。
「自」が自衛隊関係者とします。

【例1】
守「自衛隊の定年も他の公務員と同じ65歳にしなくては年金を受け取れるようになるまで大変ではないでしょうか」
自「60手前にもなって20代30代と同じように走るのは無理。それは改善ではなく現役の無理強いだ。」

なぜ「現場で走るような仕事」をずっとすると思い込んでいらっしゃるのでしょうか?
例えばですが、55歳以降、あるいは適性によってはそれ以前からでも 災害対処の自治体とのパイプ役や、戦時緊急避難の先導役としての方法対策を検討するような事務職を作る(!)など それまでの見識や経験を活かせるような別の仕事を作ろうなどとは考えられないのでしょうか。

【例2】
守「緊急参集要員などもあるのに官舎の数は少なくおまけにボロボロ。何とかしたいですね。」
自「現状の官舎は古くて汚いので入るつもりはない。おまけに生活の中にまで上下関係が入り込むのでそんなモノ不要。」

例えば借り上げ社宅制度のような民間住宅借り上げや、住宅補助のようなシステムを導入するなどしてはどうか。
そして仕事を離れた所にまで上下関係を持ち込ませないルールづくりをしよう、などとは考えないのでしょうか?

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定年延長55だと給付金も減るからイヤだ~などと、ただ不満を呟いているだけで良い方向に何か少しでも変わりますか?

まさか現状のまま「55歳定年でわずかな給付金をもらいながら、自分に合わないあるいはキツイ仕事を再就職先で選ばないといけない」って状況の方がいいんでしょうか?
だとしたらあまりにも頭が固すぎますし、現状を変えようとする気概すら感じられず…応援する側としては残念んでなりません。

新しい何かを言い出すと訳知り顔で反対するのは圧倒的に関係者ばかりです。
これだから自衛隊の待遇改善は進まないのだろうか?と考えてしまいます。

今ある制度の問題点を一番たくさん知っているのは関係者の皆さんです。
そして、今ある制度を変える力を持っているのが政治(家)です。

私達はその橋渡しをするべく活動しています。
どうか「そんなコト出来るわけない」ではなく「こうなったら助かるのに」というお話を聞かせて頂きたいものです。

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