他人からどう思われるかとか、他人に間違ってるって言われるのが怖くて、足がすくんだあの時。
たった3人で始まって、心細くて不安だったあの時。
顔を出して、住所と電話番号を晒して、代表をやるって覚悟を決めた時。
言い訳考えて逃れようとする自分に、逃げんなよってつなぎとめたあの時。
やめとけという意見やしがらみに絡めとられそうになりながら、問いかけた。
じゃあ誰がやるんだよ。
ほんとはやりたいの。やりたくないの。
僕しかいない。
ほんとは、やりたい。
僕の心は、そう答えた。
多数派な代表だったり、かつぎあげられた代表だったら、きっとこんな思いはなかったんだろうけどね。
超少数派の中で立ち上がるのは結構勇気がいった。
それから、うまく言葉にできないもどかしさにもだえながら、うまく拡散していかない歯痒さに苛立ちながら、ここまできた。
喧嘩腰な議論を挑まれたり、ネットでディスられたこともある。
相対するのは一事業者を越えた大きな力だとわかり、愕然としたこともある。
だけど、あれから2年。
雲行きは明るくなりつつある。
地元だけじゃなく、他の地域でも・・・。
点と点が繋がりつつある。
多分もっともっと大きなうねりになるだろう。
国にまで届きそうな気がしてきた。
そんな今改めて感じていることは、自分の可能性を潰しているのは誰でもない。自分なんだってこと。
あの時、それでも勇気を出して声をあげてよかった。
支えてくれる心強い存在を感じる。
そして何より自分の世界が変わっていく実感がある。
そうだ。
始まりはいつだって小さな光だ。
やろう。
たとえ一人でも。
声をあげなきゃ、何も変わらない。
誰かが声を出してくれるのを待っていたら、自分の心の解放は始まらない。
自分の本音の聴き方とコミュニケーションの術を学ぶ人は増えているけれど、そのフィールドを広げて、大きな現場で実践していこうよ。
勇気を出して踏み出した先には、きっと勇気の仲間が待っている。
どうかご一緒に。