大相撲九州場所は13日、福岡国際センターで4日目を迎え、
横綱・白鵬が隠岐の海を下し、3勝目。
もろ差しを許す苦しい展開となったが、
最後は左からの豪快な上手投げで投げ勝った。
大関陣は明暗が分かれた。
カド番の高安は北勝富士(27=八角部屋)と対戦し、
圧倒的な攻めで押し出され2敗目。
貴景勝(23=千賀ノ浦部屋)は小結・遠藤をはたき込み、連勝を飾った。
前日の試合で右まぶた上を切って流血し、
6針を縫った関脇・御嶽海(26=出羽海部屋)は
右まぶた上に大きな絆創膏を張った痛々しい姿で登場。
大栄翔に、もろ差しで一気に寄り切られ、早くも2敗目を喫した。
連敗スタートの関脇・栃ノ心は、宝富士を首ひねりで退け連勝、
星を五分に戻した。
新入幕の若隆景は照強を寄り切り4連勝。平幕の正代と共に負けなしで、全勝を守った。
平幕の豊山は佐田の海に寄り切られ、初黒星を喫した。(スポニチアネックス)