パ・リーグの新人王に輝いたソフトバンクの高橋礼投手(24)が
9日、福岡市のヤフオクドームで契約更改交渉に臨み、
3600万円増となる5000万円でサインした。
「日本一の査定だと思う。すごくいい評価をしてもらった」と納得の表情で話した。
右下手から繰り出すテンポの良い投球を武器に、
2年目の今季はプロ初勝利を含む12勝(6敗)の活躍。
シーズン後も日本代表「侍ジャパン」の一員としてプレミア12で好投し、優勝に貢献した。
来季に向けては、
「安定した成績を残しながら、完投できるスタミナをつけていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
(金額は推定)。
【巨人】小林が4000万円増の1億円で更改した。
捕手で炭谷、大城と併用される中で92試合に出場し、打率2割4分4厘、2本塁打、19打点。
盗塁阻止率は12球団トップの4割1分9厘を誇り、堅守で5年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
7年目へ向け、「来年こそ日本一。しっかりトレーニングし、また変わった姿を見せたい」と決意を示した。
(金額は推定)。
【ソフトバンク】救援で自己最多の45試合に登板した高卒4年目の高橋純は
今季年俸の3倍となる3900万円で更改。
先発転向も視野に入れ、秋季キャンプではカーブの精度を磨いた。
来季を見据え「(先発と救援)どちらを言われてもいいように準備しておく」と話した。
左肩痛から復活し、2年ぶりに1軍登板した38歳の和田は
現状維持の1億円プラス出来高払い。
「復活できたのはよかったが、1年間投げ通すことができなかった。
開幕からローテーションで投げたい」と気持ちを新たにした。
プロ2年目を終えた椎野は1800万円増の2600万円でサイン。(金額は推定)。
【ヤクルト】10年ぶりに古巣に復帰した40歳の五十嵐は、
倍増の年俸4000万円プラス出来高払いでサインした。
今季は中継ぎとして45試合に投げて5勝1敗、防御率2.98と奮闘。
日米通算900試合登板に到達したが、終盤戦は離脱もあった。
「シーズン前半と後半で差が出たので、納得していない。
(来季は)最低でも50試合登板」と話した。
20歳の梅野は3倍増の年俸3300万円で更改した。
一時は抑えも務め、68試合登板で2勝3敗4セーブ、防御率3.72。
「貴重な経験ができた。もっと防御率を良くできるよう努力したい」と語った。(金額は推定)。
(時事通信)