◇国内ツアー対抗戦◇Hitachi 3Tours Championship(15日)

グリッサンドゴルフクラブ(千葉県)

◇3633yd(JGTO)、3380yd(PGA)、3113yd(LPGA)=9ホール◇パー37

クリスマスツリーの前で健闘を誓う

 国内男子(JGTO)、国内女子(LPGA)、国内シニア(PGA)による3ツアー対抗戦が行われ、

通算12ptとしたLPGAが4年ぶり5回目の勝利を飾った。

連覇がかかっていたPGAは8ptで2位。JGTOは7ptで3位だった。

MVPはLPGAの小祝さくらが獲得した。

 9ホールのダブルスマッチプレー形式による2ステージ制で争われ、

午前のフォアボール(それぞれのボールでプレーして良い方のスコアを記録)は

3.5ptとしたLPGAが1位で終了。

初出場の渋野日向子は賞金女王の鈴木愛と組み、PGAと1位に並ぶ6アンダーとした。

2位に3ptのJGTO、3位に1.5ptのPGAが続いた。

 午後のフォアサム(1つのボールを交互に打ったスコアを記録)では

LPGAが8.5ptを加算して他チームを引き離し、2位のPGAに4pt差をつける圧勝。

小祝と上田桃子が4アンダーの1位で終えたほか、

再び最終組でタッグを組んだ渋野と鈴木も4アンダーとし、

谷口徹と倉本昌弘が組んだPGAと1位を分け合った。

 

 

 ◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 最終日(15日)

◇ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)◇7055yd(パー71)

しぶことクリスマスツリー

 世界選抜が2ポイントのリードで迎えた最終日はシングルス12マッチが行われ、

米国選抜が6勝2敗4分けで8ポイントを加算して16-14とし、

逆転で8大会連続の勝利を飾った。

大会の通算成績は、米国選抜の11勝1敗1分けとなった。

世界選抜は1998年以来となる21年ぶりの勝利を逃した。

 米国選抜は、主将を兼ねるタイガー・ウッズが先発し、

ここまで無敗だったアブラム・アンセル(メキシコ)に3&2(2ホールを残して3アップ)で完勝。

大会最多記録を更新する通算27勝目を飾った。

 世界選抜2番手の松山英樹はトニー・フィナウと引き分けて0.5ポイントを分け合った。

前半9ホールを終えて4アップとリードしたが、後半にフィナウが猛追して白星を逃し、

松山は大会を2勝1敗1分けで終えた。

 米国選抜は前半組がポイントを重ね、

第3組でダスティン・ジョンソン、第4組でパトリック・リードが連勝。

世界選抜は第6組のイム・ソンジェ(韓国)がゲーリー・ウッドランドを破ったが、

米国選抜は第7組のパトリック・カントレー、第8組のザンダー・シャウフェレが白星を重ねた。

 第11組のマット・クーチャーがルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)と引き分けた時点で、

最終マッチの決着を待たず米国選抜の勝利が確定した。

 

(GDO)