NEC軽井沢72ゴルフトーナメント2日目が終了しました。
2日目は少しグリーンが硬く止まりにくくなってきたようで、思ったほどスコアが伸びませんでした。
2桁アンダーが複数出てくると思いましたが濱田さん1人だけ、予選カットラインも2アンダーと予想しましたが1アンダー止まりでした。
2日間のスコア比較です。
初日 ベスト64、60台34人、アンダー57人、平均71.269
2日目 ベスト66、60台14人、アンダー39人、平均72.645
最終日、グリーンに水を撒いて無理やり止まりやすくしない方が試合は面白くなります。そしてピン位置をもっと難しくして欲しいですね。
優勝スコアは15アンダーには届かないと思います。13アンダー前後の決着だとすれば7アンダー組までは十分チャンスがありますし、5アンダー以上の選手が優勝争いに絡むシーンも出て来て欲しいですね。
一応、最終組と1組前が優勝争いの中心でしょう。濱田さんは最終日が課題の選手ですが、渋野さんと原英莉花さんは同級生対決ですからメンタル勝負のようになります。
1組前の勝さんと比嘉さんには試合を盛り上げてもらいたいですが、2人とも2日目のスコアが良すぎたのが心配です。
渋野さんブームを女子ゴルフブームにするチャンスです。
そもそも全英女子オープン優勝という偉業から始まったブームですが、それがどれだけ価値のあるものであるのか、そして、渋野さんと互角以上の実力を持った若手日本人選手がいることを俄かファンに知ってもらうことが大事です。
もぐもぐタイムもアピールする材料ではありますが、それだけでは一過性のブームになってしまいます。渋野さんが調子落ちしたりアメリカツアーに参戦して苦戦続きになればブームは終わります。しぶこフィーバーが終わるとともに女子ゴルフに対する興味も失ってしまうでしょう。
女子ゴルフに興味を持ってもらうためには先週のように外国人選手同士の優勝争いを無くすことが第一です。日本人選手、特に若手選手が優勝争いを演じて、優勝回数を増やすことです。
渋野さんは勿論ですが、ライバルとなる選手が活躍しないといけません。
今日は渋野さんよりも原さんの方がショットのレベルの高さを見せつけました。それでもテレビニュースでは渋野さんしか映りません。まだ女子ゴルフブームになっていない証拠です。
最終日、渋野さんと原さんが競り合うこと、勝さんや小祝さんが好スコアで追い上げること、アマの安田さんが優勝争いに顔を出すことを願いたいです。
琴乃ちゃんは5ホールを残した段階で3アンダーでしたので予選通過すると思いましたが、5ホールで3ボギー、カットラインに1打届かず予選落ちでした。14番は難しいので仕方が無いとしても16番ロングのボギーは駄目ですね。そして焦ったのか18番もボギーにしてしまいました。
勿体ない予選落ちになりました。