アメリカツアー、ビューイックLPGA上海が終了しました。

優勝は16アンダーのダニエルカンさんでした。

 

畑岡さんは13アンダーで3位タイでした。アメリカツアーであっても当たり前のように優勝争いを繰り返しています。今、国内ツアーの選手がアメリカツアーに出ても畑岡さんレベルの活躍をできる選手はいないでしょう。申ジエさんでも無理ですし、渋野さんでも無理でしょう。自分のフィールドに合う試合なら上位に入ることは可能ですが、今大会のようなコースは国内ツアーにどっぷり浸かった選手には対応できないでしょうね。

 

畑岡さんのスタッツです。

スコア 67-73-67-68

フェアウェー 13-11-8-13(45/56)

パーオン 14-14-14-13(55/72)

パット数 26-34-27-27(114)

畑岡さんの場合は優勝できなかった原因は何か・・・というレベルの話になります。最終日も6バーディ、2ボギーと良いゴルフをしましたが、2日目だけが勿体なかったですね。

 

さくらちゃんは9オーバー、58位タイでした。

さくらちゃんのスタッツです。

スコア 75-72-76-74

フェアウェー 9-11-9-8(37/56)

パーオン 13-16-10-11(50/72)

パット数 32-34-31-29(126)

眩暈で始まった試合で、心身ともに疲れているのではないでしょうか。プレー以前に、戦える状態ではなかったと思います。パーオン数は畑岡さんよりも5回少ないのにパットが12も多いです。普通はパーオン数が少ないほどパット数が少なくなるものですが、逆ですからね。その結果の22打差です(汗)。ショットもパットもこのコースに勝てなかったということでしょう。

おそらく、今シーズンのアメリカツアーは残り1試合でしょう。来週は試合がありませんので、体調を整えて、ベストパフォーマンスを見せて欲しいですね。

 

 

国内ツアー、富士通レディースも終了しました。

アマの古江さんが17アンダーで優勝しました。

最終組の三ヶ島さんと高橋さんが良いところまで行きながら優勝できない試合を何度か繰り返していましたので、古江さんは大きなプレッシャーを感じることなくプレーできたと思います。

予想した通り15アンダーが壁になりましたね。

 

そんな中、古江さんはリゾートトラストで最終日最終組の経験を活かしたのか、安定してスコアを伸ばしていきました。16番まで6バーディ、ノーボギーだったので、ここで勝負アリでした。

 

テレビでは何人目のアマ優勝とか騒いでいましたが、古江さんは3週間後にはプロになっている選手です。殆どプロですから、驚きはありません。

 

藍ちゃんやさくらちゃんが女子ゴルフ界を変えた時期に小学低学年でゴルフを始めた選手達が20歳前後に大勢います。層が厚いので多くの選手が活躍しています。今後、数年間は若手選手の層が厚い状態が続きます。その後は・・・・知りません。

ただ、高校3年生がプロテストを受験できるようになったので、勝さん、畑岡さん、古江さんと続いたアマ優勝は今後減る傾向になると思います。

 

これで最終プロテストを受験する選手にとっては合格確実なライバルが1人減りました。

来週のマスターズGCにはアマの安田さんが出場します。こうなったら2週連続アマ優勝で、もう1人ライバルを消しましょう(笑)。