リコーカップ2日目が終了しました。

2日間のスコア比較です。

1R ベスト67、60台9人、アンダー21人、平均71.676

2R ベスト66、60台11人、アンダー21人、平均71.432

 

初日、2日目ともに風が弱く、全体的にスコアが伸びています。2日目は暖かかったようですし・・・。2日目を終えてトップのスコアが9アンダー、アンダーパーが18人というのはリコーカップとしてはスコアが良すぎますね。

ただ、前半が終わったところで、3日目以降に風が強くなると状況は一変します。

 

首位は9アンダーの原英莉花さんです。初日はパーオン9回でしたが22パットということでパット好調でした。2日目はパーオン15回でしたがショットが思うほど良くなかったように感じました。それでも我慢しましたね。2日間同じようなスコアというのが良いですね。

 

2位タイは渋野さん、古江さん、西村さんの3人が並びました。

渋野さんはショット、パットともに調子を取り戻してきていると思います。ショットは飛んでいますし、パットも結構入っていました。調子に乗ると強い選手ですからね。ただ、2日目の後半にグリーン上のミスで流れを悪くしてしまいました。

 

古江さんは2日間ともにパーオン率はそれほど高くないですが、相変わらずパットは好調です。しかも2日目はチップインイーグルが2回もありました。ツキまくっている感じですね。上位4人で今シーズン一番運を持っている選手だと思いますので、残り2日間は風に対応できるか・・・です。

 

西村さんは初日はパーオン9回、2日目はパーオン15回でした。2日目のようにある程度パーオンできれば残り2日間が楽しみです。イーグルはありませんが、バーディを最多の12個獲っているようにショットとパットの調子は良いと思います。初コースですがやはり実力がある選手は対応できます。それにしてもインタビューは可愛かったですし、頭の良さを感じました。

 

このまま優勝スコアが16アンダー前後にまで伸びるような展開であれば上位数人に絞られてきますが、風が強くなってスコアが停滞するようであればアンダーパーの18人にはチャンスが残っています。

 

久しぶりに日本人選手が優勝するチャンスです。それでもイチヒさんが6アンダー、申ジエさんが5アンダーに付けています。気になりますが、上位4人が簡単に逆転を許すことはないと信じたいですね。

 

3日目はペアリングがプレーに影響しそうです。

2日目の最終組は渋野さんと原さんという黄金世代の同学年ペアでした。特に、渋野さんは初日も同学年ペアで楽しくプレーできる環境でした。

3日目は渋野さんと西村さん、原さんと古江さんという世代対決型のペアリングになります。原さんと渋野さんは世代対決を意識しすぎると力が入りすぎるでしょう。特に渋野さん・・・・。

古江さんと西村さんは3日目はネギック理論の壁があります。上位4人がスコアを伸ばせず、後続が追いつく可能性はかなりありそうです。

土曜日に順位が一旦入れ替わってからの最終日勝負ですね。