ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・藤野可織 「来世の記憶」

2020-09-30 07:05:02 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

「あたしの前世は、はっきり言って最悪だった。あたしは、おっさんだった」地球爆発後の近未来。おっさんだったという記憶を持つ「あたし」の親友は、私が前世で殴り殺した妻だった。前世の記憶があるのは私だけ。自分の容姿も、自分が生きてきて得たものすべてが気に入らなかった私は、親友が前世の記憶を思い出すことを恐れている。(「前世の記憶」)「ああもうだめ」私は笑って首を振っている。「うそ、もっとがんばれるでしょ?」「だめ、限界、眠くて」寝ている間に終わった戦争。愛も命も希望も努力も、眠っている間に何もかもが終わっていた。(「眠りの館」)ほか、本書のための書き下ろしを加えた全20篇。その只事でない世界観、圧倒的な美しい文章と表現力により読者を異界へいざない、現実の恐怖へ突き落とす。これぞ世界文学レベルの日本文学。


               

 読書備忘録 

冷蔵庫で眠る「れいぞうこ」

「ピアノ・トランスフォーマー」に、あわわ・・・

やっだー・・・「時間ある?」

「眠るまで」新宿の歩道橋を思った。よくもスマホでカシャーンってできるもんだ・・・と。

「鍵」これ・・・面白かったわー・・・

奇妙なお話が20編

奇妙過ぎて・・・ ん? は? が混ざって楽しかった。

★★★★☆



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