田んぼの基盤整備&溝きり

こんにちは。西間農園の代表の西間です。

最近のニュース等で「人手不足」や「働き方改革」などの話題が多いですが、当農園も人手不足対策は死活問題で営農継続に係わる重大なことと受け止めております。

たまたま地元の腕のいい業者さんが、仕事の空きができたと言ってくれたので早速畦畔除去(畔をなくす)工事を依頼しました。

3枚ある田んぼを1枚にして、作業機の移動や積み込み作業を効率よくするのに農道も整備して使いやすくしました。

全て自費なので費用はかかりましたが、末代まで使用できる投資だと思い実施しました。

私が就農した2009年では田んぼ1枚当たりの面積は38aでしたが、2018年は52aと10年で30%以上効率良くなったかなと思っております。

タイミングよく国の補助事業が市町村で自由に使える予算でやれたのが大きいですね。(2018年からありませんが・・・)

農水省も積極的に農地整備には予算を付けていて全国的にも農業土木は景気がいいようです。大変いい流れだと思いますが、我が地域は出遅れていて申請準備を進めており順番待ちの状態で、早くて8年、場合によっては10年後になるようです。

順番待ちは仕方ないですが、10年後となると近いうちに引退される農家さんや私自身も就労人生のゴールが近づきますので、悩ましいです。

しかし、後世にバトンタッチするには今のままでは省力化にはならないので、諦めずに順番待ちしたいです。

作業機で溝を切ったところを排水溝につなげて、排水対策をしました。

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