ダークネス迷走/2019年新ウルトラマン⑧ | アディクトリポート

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ダークネス迷走/2019年新ウルトラマン⑧

 

好評継続中の

『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』

結局は

「ウルトラファイト」系の

——最新(現時点で)最終作なわけだが、
 
【小特集】ウルトラファイト系小史
 
①「ウルトラファイト」

57

1970年9月28日~1971年9月24日

 

②「ウルトラスーパーファイト」

1994年4月21日発売

 

③「帰ってきたウルトラファイト」

ウルトラシリーズ関連の再編集ビデオ作品の巻末に収録された作品。
 
④「ウルトラQファイト」
『総天然色 ウルトラQ』発売記念企画のWeb動画
 

ぜろふぁい

ウルトラマン列伝』第57話(2012年8月1日放送分)より番組内で1話3分枠で放送されたミニドラマ。
タイトルや主役ヒーロー(セブンの息子であるウルトラマンゼロ)などのオマージュはあるが、内容は全編シリアスな連続ドラマであり、上述の作品群とは性質が大きく異なる。
『ウルトラゼロファイト』第一部「新たなる力」
2012/8/1 - 9/19(全8話)
 
『ウルトラゼロファイト』第二部「輝きのゼロ」

2012/12/12 - 2013/3/27(全15話)

 

⑥「ウルトラファイトビクトリー」

ふぃと

新ウルトラマン列伝』第91話(2015年3月31日放送分)より番組内で1話3分枠で放送されたミニドラマ。『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』のスピンオフ作品。
作品の性質は上述の『ウルトラゼロファイト』を踏襲しているが、ドラマパートと戦闘(特撮)パートの両立など、より通常のウルトラシリーズに近づいている。
 
 
 

 

ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』第15話(2017年4月15日放送分)より番組内で1話3分枠で放送されたミニドラマ。『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』のスピンオフ作品。

 

 

⑧「ネスレ ウルトラファイト」

2016年に発売された「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ TAMA」とウルトラマンとのコラボモデルのCM動画。

 

 

⑨ウルトラファイトVR「親子タッグ!激闘の荒野に花束を」

 

2017年10月1日より、VRゴーグルで視聴することを想定し、全天周(360°)映像作品として円谷プロが制作した約6分間の短編映像。全国のインターネットカフェや漫画喫茶、ホテル、カラオケ、ゲームセンターなどに常設された「VR THEATER」にて視聴可能(有料)。監督は近年のウルトラシリーズを多く手掛ける田口清隆。ウルトラセブン&ウルトラマンゼロの親子コンビと、ガッツ星人&イカルス星人が荒野にて淡々と乱闘する(ただしVR映像なので、視聴者は闘いを現場で目撃しているかのような臨場感が得られる)。
田口の要望により、原典と同じく山田二郎によるナレーションが収録されている。
 
とにかくなにしろ、
テレ東放送枠からあふれて、
Youtubeで世界同時配信に切り替わった、
ウルトラファイト系最新版、
『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』には、
ダークネス名の、悪の新ウルトラマンが続出している。
 
以下、月刊ウルトラマンリストより再掲。
 

139.ウルトラマンXダークネス 2019/9/29

☆ゴモラ/モンスアーマー 2019/9/29

140. ウルトラマンジードダークネス 2019/9/29

※『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』1話

141.ウルトラマンオーブダークネス 2019/11/3

※126.オーブダーク(ノワールブラックシュバルツ)2018/8/25とは別物。

※『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』6話

142.ウルトラマンゼロダークネス

※◎ゼロダークネス 2013/2/13とは名称が異なる。

 

↓Xのダークネス変移がこう。

↓ジードのダークネス変移がこう。
 
なのに、
どうしてオーブだけ、
↓こういう変移なのか?
↑オーブオリジン(左)オーブダーク(中)オーブダークネス(右)
 
オーブから奪った光のエネルギーとキラープラズマを融合させて作り上げたダークネス。
オーブの光の吸収が中断されたため不完全な形で創造されたが、すでにその能力はオーブに引けを取らない。
 
これではまるで、
↓オーブダークネスどころか、
↓カオスウルトラマンではないか。
8989
 
ねんど
↓いくらオーブオリジン系3態と
オリジン・ザ・ファースト(左)オリジン(中)ダーク(右)のオーブ3態
 
差別化する意図があったにせよ、
↓ゼロ/X/ジードのダークネスカラースキームを徹底無視して、
ダークの21人さえ通り越し、
 
どうしてカオスウルトラマンに寄せたのかが、かなり不可解。
 
まあ、現実としてはすでにオーブのスーツは多数あり、
この期に及んで新造スーツとも行かず、
リペイント(塗り直し、再塗装)で切り抜けることになり、
全身塗り直すよりは、
ほんの一部で済ませた結果がこうだっただけだが。
 
オーブの光の吸収が中断されたため不完全な形で創造された
——なんてのは、
テキトーな言い訳にすぎない。
 
「ボクもダークネスだよ。忘れないでね」
↓アーマードダークネス(非ウルトラマン=怪獣)
↓◎カイザーダークネス 2013/1/30
mach