『テネット』 | アディクトリポート

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本日のおつとめ

2020/9/23

 

ここからが今日の本題。

 

『テネット』IMAX

2020/9/21 グランドシネマサンシャイン シアター12 IMAX2D(フル) d-20

 

待望のクリストファー・ノーラン最新作。

 

アメリカ本国のレビューで手放しで褒めちぎる人はおらず、

2週目で興行収入もガタ落ちしたため、

それほど期待はできなかろうと。

 

そもそも観客がこの映画を知ったのは、

『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』(2019)のIMAX上映冒頭に、

『テネット』の度肝を抜く映像がお目見え。

 

結局、スター・ウォーズを見終えても、

『テネット』の方が面白そう、

という感想は残った。

 

それから10ヶ月。

 

テネット公開初日の9/18から、

映画館は一つおきに座席を空けることをやめ、

全席が販売されるようになり、

ドリンクは持ち込み可だが、食べ物はダメなんだそう。

 

グランドシネマサンシャインのIMAXの存在は、

今や世間に広く知れ渡り、

『テネット』も連日満席。

 

ようやく公開4日目の月曜に鑑賞。

 

 

感想は?

 

ネタバレはしませんが、

映画の内容には触れています:赤字部分

 

開始冒頭は、

『スカイウォーカーの夜明け』で観た予告そのまま。

 

いきなりアレってことは、

そこに至るまでの経緯の説明がないってことで、

 

 

その後も延々と、

経過説明がないがしろなまま、

観客を映像と轟音で翻弄し、

混乱した観客はわけのわからないまま、

落ちのタネあかしにつきあわされる。

 

これがクリストファー・ノーラン流で、

『インセプション』(2010)

『ダンケルク』(2017)型のため、

あまり感心できない。

 

同じノーラン作品でも、

『ダークナイト』(2008)

 

『インターステラー』(2014)味には、

 

脚本に弟のジョナサン・ノーランが参加していたため、

クリストファーとしては、

「ノーラン作品って、結局は弟の七光りでしょ」

という風評に対抗してる意地なんだろうけど、

そんなのにつきあわされる観客はいい迷惑ですよ。

 

 

「1回観ただけではわからない」のはたしかでも、

何度も見るのは、相手の策にまんまとハマッているだけ。

私は再見するつもりはありません。