異次元の世界を覗いてきた | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

とても奇妙な体験でした。

昨日は家人の整形外科での診察の日。

片道三時間の大きな街まで山の中をドライブします。

最近新しいルートを発見しその道沿いに不思議な場所があるのを見つけました。

道路沿いに赤い旗が立っていて日本一と染め抜かれていたり、

場所の名称が書いてあったりするのですが、

その旗がまた妙に古めかしいのです。

その昔鮮やかな赤色で幡めいていた同じ旗が今はすっかり色を失っているのです。


幾度かその旗の前を通り過ぎて一度は行ってみたいと思っていたのでした。

昨日は一日中雨降りで朝から薄暗い空模様でした。


まさかこんな時に行くことになろうとは全く想定外だったけど、

行ってみた後になって考えると、ある意味ベストタイミングだったような気がします。


異次元の世界に迷い込むには秋の冷たい雨の降る薄暗い夕暮れ時がよく似合ったような気がします

後でネットで調べるとその場所のことが出ていました。

概ね私が想像したことに近くいっ時は多くの信者がお参りしていたようです。

今現在でも訪問者はあるようですが、管理者はどれほどこの場所の運営にエネルギーを注いでいるのか、

ちょっとよく理解できませんでした。

車を止めて見ると、旗の真ん中あたりに

営業時間、四時半迄とこれまた旗と同じくらい古ぼけていて

目を凝らして見ないて読めません。

道路から山の中へと続くその道は見たところ半分オフロードのように見えました。

薄暗い雨の日の苔むしたオフロードの道はどこか異次元の世界へと向かうのにぴったりの雰囲気たっぷりの道です。

恐る恐る私たちは車を進めました。

道はガタガタでした。


この道を整備したのは一体どれだけ昔なんだ、と思うほど傷んだ元アスファルトの道をしばらく登っていくと、

突如現れる仏像群。


この段階でかなり驚きます。 

ギョッとして、怖いって思う人もいるでしょう。

ここの体験をブログに挙げている人の文章を見ると、

女の子なら誰でも怖いと感じるはずって書いてました。

まあね、私は女の子じゃないし怖いとは思わなかったけれど

怖いと思わせる雰囲気はあるなと思います。

実は私たちが入り込んだのは裏口で、方向転換も難しいと思っていたら、私たちの声を聞きつけて建物から人が出てきました。


ちょっと話をしてあたりを見て回りたい胸を伝えますと、

心地よく承諾してくれたので薄暗い巨石と数知れない仏像や観音像などの間をしばし散策したのです。


天気の悪いそれもこんな夕暮れ時に見物に来るお客もそうは居ないでしょうね。

でも考えて見たらこのタイミングであの場所を知ってとても良かったって思えますよ。


今度はお天気の良い日に表の参道から入ってみたいです。



異次元体験をしたい人にはおすすめのスポットです。

http://ume-tubu.hatenablog.jp/entry/2018/05/05/192739「http://ume-tubu.hatenablog.jp/entry/2018/05/05/192739

風天洞のお話でした。